近年フリーランスという働き方を選択する人が増えてきており、現在会社員としてWeb制作に携わっているWordpressエンジニアの方でも「将来フリーランスになりたい！」と考えている方も少なくないでしょう。ただ、会社員からフリーランスとを目指す際、「どのような働き方になるのか」や「どんな案件があるのか」「どのくらい稼げそうか」などイメージがつかないものも多いかもしれません。
また、Wordpressは聞きなじみのあるツールなので、未経験でもWordpressを使ってフリーランスとして働けるのではないか？と考えている方も少なくないのではないでしょうか？
そこで、今回は「フリーランスWordpressエンジニアの案件や年収」から「必要なスキル」「案件を獲得する方法」「未経験からWordpressエンジニアを目指す方法」などについて解説していきます。
- WordPressエンジニアの仕事内容
- WordPressのフリーランス案件の平均単価
- WordPressエンジニアがフリーランスになる際に必要なスキル
- WordPressエンジニアがフリーランスで案件を獲得する方法
- 未経験からフリーランスのWordpressエンジニアを目指す方法
これからフリーランスのWordpressエンジニアとして独立をしたいと考えている人は「【決定版】フリーランスになるには？必要な手続きや準備や「【6ステップ】フリーランスエンジニアになるには？」をぜひ読んでみてください。
フリーランスのWordpressエンジニアになる前に準備しておくことや必要なスキルから、独立した後の成功の秘訣や案件獲得方法についてまで、独立前に知っておくべきことの全てをまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもWordpressとは
そもそもWordpress（ワードプレス）とは、PHPという言語で作成されたCMS（コンテンツマネジメントシステム）のことを言い、Webサイトやブログを作ることができるものです。
Wordpressを活用すれば、豊富なデザインテーマからデザインのテンプレートを選択し使用できます。デザインを作成するだけでなく、記事コンテンツや画像などの投稿や管理もできます。
また、プラグインと呼ばれている機能を拡張するプログラムを使用することで、様々な機能を追加できるため、Webサイトのコンテンツを増やしたり、SEOなどの対策を効果的にしたりできます。
WordPressは世にあるCMSでも大きなシェアを誇り、世にあるWebサイトの多くはWordpressを活用して制作されています。
フリーランスのWordpressエンジニアの案件内容や平均単価
まず、フリーランスのWordpressエンジニアがどのような案件に関わり、報酬の平均単価はどれくらいは目指せるのか？将来性はあるのかなど解説していきます。
フリーランスのWordpressエンジニアを目指すうえで、相場や実態を把握しておきましょう。
WordPressエンジニアの案件内容
WordPressエンジニアの案件内容は、主にWebサイトの新規制作や既存サイトの改修（デザイン変更、機能追加など）などが挙げられます。割と副業案件も多く、リモートワーク可能案件も多いため、自由な働き方ができることも魅力の一つと言えます。
また、Webサイトの制作にかかわるため、記事作成の案件とも相性がよく、マーケティングやSEO、記事制作などの知識やスキルがあれば、制作した後の施策も含めた案件を幅広く請け負うことができるのも特徴です。
WordPressエンジニアの案件単価について
WordPressエンジニアの案件単価ですが、プロジェクトの規模やエンジニアのスキルによって大きく異なります。
ディレクション費用や、Wordpressのインストールおよび基本設定、各ページのデザイン費用とコーディング費用などを請求するのが一般的です。
Web制作案件も同様ですが、工数と自分の付加価値で費用を決めましょう。
マーケティングの知識も併せてつけていくことで高単価案件を獲得できるようになり、1案件で100万円を超えるような案件もあります。
WordPressエンジニアの将来性
WordPressエンジニアの将来性としては、前述したとおりWordpressの国内シェアは非常に多く、その分案件数も多いです。
したがってWordpressエンジニアとしてのスキルを得ておけば、ある程度案件に困ることはないでしょう。
Web制作の需要はまだまだ続くと思われますので、マーケティングの知識などをつけて付加価値を上げていければ、フリーランスとしての将来性は期待できると考えてもいいでしょう。
WordPressのフリーランスエンジニアが未経験者におすすめな理由
この章では、Wordpressのフリーランスエンジニアが未経験者におすすめな理由を紹介します。
これからWordpressを学んでフリーランスを目指したい方は参考にしましょう。
- 学習難易度やコストが低い
- 副業でも対応可能な案件が多い
- 在宅案件が豊富
学習難易度やコストが低い
まず1つの理由に、学習難易度やコストが低いことが挙げられます。
前述したように、Wordpressには様々なテーマ（テンプレート）を用いて制作ができるため、1からすべて制作する必要がないといった点で学習難易度が低くなります。もちろんPHPやHTMLといった専門知識を学習する必要はありますが、他のエンジニアに比べて難易度もコストも低くなります。
逆に言うと、専門知識が付きにくい分、付加価値をつけていくのが難しくなるので注意しましょう。
副業でも対応可能な案件が多い
2つ目に、案件数が豊富なため副業でも対応可能な案件が多いことが挙げられます。
理由としては、オウンドメディアを運営するような企業も増えているうえで、少しのデザイン変更や改修など短時間で対応できる案件を企業間で取引した場合に高額になってしまうため、ある程度知識のある個人に委託して安く済ませたい事業者も一定いるためです。
後述しますが、クラウドソーシングなどのサービスを見ても、そういった案件は多く掲載されておりますので、興味のある方は是非案件を検索してみることをおすすめします。
在宅案件が豊富
最後に、在宅案件が豊富なことが挙げられます。
Web制作案件など、規模が小さい案件も多く、1人で開発が可能なものも少なくありません。
したがって、チーム開発案件のように出社をしてミーティングをしたり、より多くの関係者とコミュニケーションをとる必要がなく、在宅でも対応可能な案件が多くなります。
また、学習難易度が低いことも合わさり、未経験でも在宅案件を獲得できるといった特徴もあります。
WordPressエンジニアに必要なスキル
では、Wordpress案件を獲得するまでに習得する必要があるスキルは何があるのでしょうか？
この章では、Wordpressエンジニアに必要なスキルを紹介します。
- HTLMやCSS
- PHP
- Javascript
- プラグインの知識
HTLMやCSS
まず1つ目に、HTMLやCSSが挙げられます。
HTMLやCSSはデザインを作成したり変更りたりする際に必要なスキルです。HTMLやCSSは、プログラミング言語を学ぶ際に、基礎的な知識として学習するような比較的難しくない技術になりますので、独学でも十分習得できます。Wordpressエンジニアを目指すのであれば、まず初めに学習することをおすすめします。
PHP
2つ目に、PHPが挙げられます。
PHPはテーマの修正を行う際に必要になる知識で、動的にWebページを生成する際に使用するスクリプト言語になります。
Webサイトの問い合わせフォームのようにユーザーが入力した内容が確認画面として表示される場合などにPHPが使われます。
学習難易度はほかのプログラミング言語に比べて比較的低く、よく初心者におすすめされています。
Javascript
Javascriptは、ブラウザを動かすために必要なプログラミング言語です。
Wordpressエンジニアにとって必須のスキルではありませんが、Javascriptを覚えておくと、サイトにアニメーションなどの動きを加えることができます。企業案件など、デザインやアニメーションにこだわっているケースも多く、高額案件を獲得するためにはJavascriptを習得しておくことをおすすめします。
プラグインの知識
最後に、プラグインの知識をつけておくことをおすすめします。
Wordpressには、様々なプラグインが用意されており、プラグインを活用することでWordpress内に機能を追加できます。
プラグインには、プラグイン同士の相性なども存在するため、より多くのプラグインとのそれぞれの関係性を理解しておくことが重要になります。
WordPressのフリーランスエンジニアが案件を獲得する方法
この章では、Wordpressのフリーランスエンジニアが案件を獲得する方法を紹介します。
フリーランスとして、Wordpressエンジニアで稼ぎを得たいのであれば参考にしてください。
- フリーランスエージェント
- クラウドソーシング
- 知人の紹介
- SNS経由
フリーランスエージェント
まず、1つ目にフリーランスエージェントが挙げられます。
フリーランスエージェントは、企業案件の案件数を多く抱えており、担当となるアドバイザーがサポートしてくれるのも魅力のひとつです。その中で、自身の市場や企業の求めているニーズも教えてもらえるため、様々な情報を得ることができ、自身のフリーランスとしての活動にもプラスになります。
ある程度高額な企業案件を獲得していくためには、まずフリーランスエージェントに相談することをおすすめします。
クラウドソーシング
次にクラウドソーシングが挙げられます。
クラウドソーシングのメリットは、自分で案件を検索して好きな時に応募できるところです。Wordpress案件は常時多数の掲載がある案件ですので、初心者でも比較的受注がしやすいと言われています。
とは言え、クラウドソーシングに手数料を中抜きされてしまうことと、大規模案件はそこまで多くないので、高額の報酬を狙いたいのであればおすすめしません。
知人の紹介
WordPress案件の獲得において、知人の紹介と言った手段も挙げられます。
知人の紹介を受けたい場合は、ポートフォリオを作成しておくことをおすすめします。
ポートフォリオがあれば、知人の知人にも紹介してもらえたり、比較的話がスムーズに進みます。
是非、実績を積んでポートフォリオを作成し、アピールしていきましょう。
SNS経由
最後に、Wordpress案件は意外とSNS経由でも獲得できるためおすすめします。
特に、自身でブログを運営している場合、そのメディアの記事をSNSに投稿し発信することで、実績を認知してもらうきっかけになります。日々の学習内容や、自身の今後やりたいことなどを発信していくことで、企業担当から声をかけてもらえることもあるため、是非とも活用していきましょう。
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