Webエンジニアがフリーランスになる方法を紹介!案件動向や年収も解説!

WebアプリやWebサービスを開発するWebエンジニアは、会社員だけではくフリーランスで働くという選択肢を取ることができます。

また、近年フリーランスという働き方の注目度は高まってきており、IT業界でも多くのエンジニアがフリーランスという働き方を選んでおり、年々フリーランスの人口は増えております。

ただ、いきなりフリーランスになるといっても、「自分でもフリーランスになれるのか」「どんな案件があるのか」など不安や疑問は多いはずです。

そこで、今回は「フリーランスWebエンジニアになるメリット」から「案件獲得方法」「フリーランスWebエンジニアの案件動向」などについて解説していきます。

  • フリーランスWebエンジニアの需要
  • フリーランスWebエンジニアのメリットとデメリット
  • フリーランスWebエンジニアの年収や案件動向
  • フリーランスWebエンジニアになるための経験
  • フリーランスWebエンジニアの案件獲得方法

これからフリーランスとして独立をしたいと考えている人は「【決定版】フリーランスになるには?必要な手続きや準備や「【6ステップ】フリーランスエンジニアになるには?」をぜひ読んでみてください。

フリーランスになる前に準備しておくことや必要なスキルから、独立した後の成功の秘訣や案件獲得方法についてまで、独立前に知っておくべきことの全てをまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。

フリーランスWebエンジニアの需要は高い!

フリーランスWebエンジニアになる前に、「今からフリーランスWebエンジニアになっても大丈夫かな?」「将来性あるかな?」と不安に思う方も少なくないでしょう。

結論からお伝えすると、「フリーランスWebエンジニアの需要は高く、将来性も高い」と言えます。

フリーランスWebエンジニアの需要が高い理由は以下の2つがあげられます。

Webエンジニア自体の需要が上がっている

近年Webを経由したサービスを展開する企業が増えてきており、今後もWeb業界の市場規模は大きくなることが予想されます。

特定サービス産業動態統計調査」によると、2020年のインターネット附随サービス業に関する売上高合計は約1兆9256億円であり、前年と比較して10.1%も増加しており、業界が大きく伸びていることがわかるでしょう。

Webサービスを展開していくには、Webエンジニアは欠かせない存在となることから、Webエンジニアの需要は今後とも伸びていく可能性が非常に高いと言えるでしょう。

Webエンジニアの人手不足

先ほど紹介したように、Web業界の市場規模が年々大きくなるにつれ、Webエンジニアの需要は向上しています。

今後もWeb業界の市場規模が大きくなればなるほど、より多くのWebエンジニアが必要になってくることが予想されるでしょう。

ただ、「IT人材需給に関する調査」によると、慢性的なIT人材が問題となっており、2030年には最大で79万人に達するという予測もされており、需要に供給が追いついていない状況になっております。

今後ともWeb業界の市場規模の成長と、Webエンジニアの数におけるギャップは広がっていく可能性が高いので、フリーランスでも会社員でもWebエンジニアは重宝されていくでしょう。

フリーランスWebエンジニアになるメリット5選

Webエンジニアは需要や将来性が高いので、フリーランスとなるメリットは多いと言えるでしょう。

具体的には下記のように多くのメリットがあります。

  • 収入を大幅に上げることができる
  • 自由な時間が増える
  • 好きな場所で働くことができる
  • 仕事を自由に選ぶことができる
  • 人間関係のしがらみから解放される

フリーランスWebエンジニアとして独立をする前に1つ1つ確認していきましょう。

収入を大幅に上げることができる

フリーランスWebエンジニアになる大きなメリットとして、短期間で収入を大幅に上げることができることが挙げられます。

Webエンジニアは需要が高いので、会社員でも平均年収564万円(求人ボックスより)と、全職種の平均年収に比べたら高年収と言えるでしょう。

ただ、全体の給与幅としては365〜924万円と比較的広く、勤続年数や企業によって大きく差が出てしまうと言えるでしょう。

また、正社員の場合年収を短時間であげることは難しく、転職や昇格や昇給を繰り返していく必要があります。

その点、フリーランスWebエンジニアの場合、平均年収が約880万円と会社員に比べてよりも大きく年収をあげることができますし、昇給や昇格の必要がないので、比較的短期間で収入を大きくあげることができます。

テックビズで案件を獲得しているフリーランスWebエンジニアも、会社員時代と比べ大きく年収をあげることに成功している方も多く、中には年収が2倍になってという方もいます。

自由な時間が増える

フリーランスWebエンジニアになれば、企業から勤務時間や勤務日数を縛られることがなくなるので、自分勤務時間や勤務日数を自分で決めることができます。

多くの残業をする必要もなくなりますし、週5勤務する必要もなくなります。

自由な時間が増えれば、プライベートの時間を楽しむことや、家族との時間を作ること、スキルアップや起業の準備を行うこともできるようになります。

会社員時代には、残業に追われあまり自由な時間を取ることができなかったという方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

好きな場所で働くことができる

フリーランスエンジニアの案件では、「常駐案件」と「リモート案件」の2種類があります。

職種や言語によって常駐とリモートどちらの案件が多いかには差が出てきますが、Webエンジニアは比較的リモート案件が多い職種になります。

そのため、フリーランスWebエンジニアは、好きな場所で仕事をしやすい職種と言えるでしょう。

自宅やお気に入りのカフェ、コワーキングスペースなどさまざまな場所で働くことができますし、出社の義務がないので、満員電車のストレスからも解放されます。

仕事を自由に選ぶことができる

フリーランスWebエンジニアは、会社員とは違い、自分がやりたい仕事だけをやることができます。

会社員では、自分がやりたくない仕事や業務を担当しなくてはいけなくなる可能性が高く、自分の仕事を好きに選ぶということは難しいでしょう。

その点、フリーランスWebエンジニアは、自分で営業をし、自分で案件を獲得しているので、自分がやりたい仕事だけをやることができます。

フリーランスWebエンジニアは、自分で仕事が選べるので、キャリアプランや将来の目標に対して最適な仕事や経験を積みやすくなると言えるでしょう。

人間関係のしがらみから解放される

フリーランスWebエンジニアは、会社員とは違い不必要な人間関係のストレスから解放されます。

フリーランスWebエンジニアには、上司も先輩もおらず誰からも縛られることが無くなります。

誰にも縛られることはなくなるので、自分のペースで仕事を進めることができますし、誰からの指示も受ける必要がありません。

また、会社の社内政治に巻き込まれることもなくなり、会社や上司の評価を気にするkとなく働くことができます。

フリーランスWebエンジニアのデメリット3選

フリーランスWebエンジニアは、メリットだけでなくデメリットもあるということを理解しておく必要があります。

ここでは、フリーランスWebエンジニアになるデメリット3選について解説していきます。

  • 収入が不安定になる可能性がある
  • 税務調査を自分で行う必要がある
  • 誰も助けてくれない

収入が不安定になる可能性がある

フリーランスWebエンジニアは、収入が不安定になる可能性があります。

フリーランスは会社員とは違い、毎月の収入が約束されてはいません。

案件を獲得することができなければ、収入が0になってしまいますし、案件ごとで毎回同じ単価というわけではありません、

ただ、継続案件を獲得したり、人脈の構築やエージェントの利用をすることで、会社員に近い安定した環境を作ることができるでしょう。

税務処理を自分で行う必要がある

フリーランスWebエンジニアは、税務調査を自分で行う必要があります。

会社員の時には、税金の支払いは会社側が行ってくれますし、自分がどのくらい税金を支払っているのかを把握しなくても、特に問題はないでしょう。

ただ、フリーランスになると自分で確定申告をし、支払うべき税金を確定させ、納税をする必要があります。

会社員の時に、税金の知識をほとんど身につけていないという人は少なくないので、フリーランスになったばかりでは、苦労してしまう可能性があります。

誰も助けてくれない

フリーランスWebエンジニアは、何か困ったりわからない時に、助けてくれる人がいない可能性があります。

フリーランスは人間関係のしがらみから解放はされますが、人間関係が希薄になってしまう可能性もあります。

会社員では、困った時に助けてくれる上司や先輩がいますが、フリーランスは人間関係が希薄になることで、もし自分が困った時に手助けしてくれる人がいないということは珍しくありません。

不必要に人脈を構築していく必要はありませんが、困った時に手助けをしてくれる人を作るためにも、人脈をある程度構築しておくといいでしょう。

フリーランスWebエンジニアの案件や年収

フリーランスWebエンジニアの年収は、フリーランススタートによると約802万円程で、月収にすると66.9万円程となります。

会社員Webエンジニアの平均年収が、約564万円(求人ボックスより)で月収にすると47万円程となり、フリーランスWebエンジニアと比較すると大きく差があることがわかるでしょう。

また、案件としては常駐型とリモート型の2種類がありますが、Webエンジニアの案件は、他の職種に比べてリモート案件が比較的多いです。理由としては、Webエンジニアがリモートでも開発環境を構築しやすく、リモートの弊害があまりないことが挙げられます。さらに、スタートアップの案件も少なくなく、会社全体がリモートワークをしているという企業も少なくないという背景もあります。

フリーランスWebエンジニアになるには実務経験は何年必要?

フリーランスWebエンジニアになるには、どのくらいの実務経験があればいいのでしょうか。

ここでは、フリーランスWebエンジニアになるために必要な経験について解説していきます。

最低実務経験1年あればフリーランスにはなれる

実務経験を1年以上積めば、フリーランスWebエンジニアになることは十分可能と言えるでしょう。

フリーランスになるには、実務経験を多く積み、豊富な知識と経験が必要だと思われることが多いですが、実務経験が長年なくても自分の経験にマッチする案件を見つけることができれば、十分フリーランスとして独立することができます。

実際に、テックビズでは実務経験1年以上ある方に案件を紹介しており、実務経験1年以上あれば多くの方が案件を獲得し、フリーランスとして独立を果たしております。

フリーランスWebエンジニアになりたいという方は、まずは最低でも実務経験1年以上積むことから始めましょう。

理想は実務経験3年以上

実務経験が1年以上あればフリーランスとして独立することはできますが、理想ではありません。

フリーランスになるには、Webエンジニアとしての実務経験3年が以上あることが理想と言えます。

実務経験を3年以上積んでおいた方がいい、理由としては下記のようなものになります。

  • 実務経験が1年以上だと参画できない案件も多くあり、実務経験3年以上あれば参画できる案件が大きく増える
  • 案件参画後に活躍しやすい
  • 高年収を獲得しやすい

実務経験が3年以上あれば、フリーランスWebエンジニアのメリットを大きく活かすことができ、より自由にキャリアを築くことができます。

すぐにフリーランスWebエンジニアにならなくてはいけない理由がないのであれば、実務経験を3年以上積んでからフリーランスとして独立していきましょう。

フリーランスWebエンジニアが案件を獲得する方法3選

フリーランスWebエンジニアは、どのように案件を獲得していけばいいのでしょうか。

会社員からフリーランスになって、いきなり案件を獲得するとなっても中々イメージが湧きにくいでしょう。

ここでは、フリーランスWebエンジニアが案件を獲得する方法3選を紹介していきます。

  • フリーランスエージェントから紹介してもらう
  • 知り合いから紹介してもらう
  • 直接営業をする

フリーランスエージェントから紹介してもらう

フリーランスエージェントとは、フリーランス向けに案件を紹介しているサービスになります。

フリーランスエージェントでは、自分のスキルや経験、希望の条件に見合った案件を紹介してくれるので、案件を探す手間を省くことができるでしょう。

また、案件獲得をエージェントがサポートしてくれるので、営業経験がなく営業力や提案力に自分がないという方でも案件を獲得しやすいと言えるでしょう。

ただ、フリーランスエージェントにはそれぞれの企業で特徴があり、紹介できる案件の条件が大きく異なるので、自分に合ったエージェントを見つけていきましょう。

知り合いから紹介してもらう

フリーランスWebエンジニアは、知り合いからの紹介という方法で案件を獲得することができます。

知り合いからの紹介は、フリーランスではよくある案件獲得方法で、知り合いからの紹介だけで継続的に案件を獲得している人もいます。

知り合いから案件の紹介をしてもらうためには、人脈を構築していく必要があります。

人脈を構築していく方法はいくつもあるので、下記の記事を参考にしてみてください。

直接営業をしてみる

難易度は少し高いですが、直接営業をし案件を獲得していくことができます。

直接営業をするなら、電話で直接問い合わせてみたり、お問い合わせフォームから企業に直接問い合わせてみることがいいでしょう。

エンジニアが不足している企業は少なくないので、案件を獲得できる可能性が十分にあります。

さらに、紹介やエージェントの活用よりも高い単価で案件を獲得できる可能性も高いでしょう。

ただ、自分一人で営業をする場合、営業力や提案力が必要になりますし、契約書の知識や未払いの恐れもあるので、注意が必要になります。

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