PRESS RELEASE
2024.11.05
【業界初】企業のフリーランス活用を全額返金保証で促進。テックビズが「企業向けフリーランス活用総合サポート『FREELANCE +』」提供開始
全国1,000社への実態調査で浮き彫りになった企業のフリーランス活用におけるリスクに対応
株式会社テックビズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島一樹、以下「テックビズ」)は、2024年11月1日のフリーランス保護新法施行を受けて、業界初*となる、全額返金対応付きの「企業向けフリーランス活用総合サポート、『FREELANCE +(以下、「フリーランスプラス」)』」を11月1日より提供開始します。本サービスは、フリーランス活用に伴う企業のリスクや負担軽減を目的とし、テックビズが実施した実態調査結果に基づいて開発され、フリーランスと企業の持続可能な関係構築の支援を目指します。
*フリーランスエージェントが公表するサービスにおいて(2024年10月時点、当社調べ)
フリーランス保護新法施行で迎える転換期、新サービスで企業の不安解消
2024年11月1日にフリーランス保護新法(正式名称:フリーランスとして安心して働ける環境を整備するための法律)が施行され、日本の労働市場は新たな転換期を迎えます。本法により、フリーランスの権利が法的に保護され、フリーランスや副業人材のさらなる増加が見込まれます。テックビズが実施した企業への実態調査では、企業のフリーランス活用への高い関心が示される一方、具体的な活用方法やリスク管理に課題を抱えていることが明らかになりました。
実態調査結果をもとに、テックビズは業界初となる全額返金保証付きの新サービス「フリーランスプラス」を11月1日より提供開始いたします。本サービスは、企業のリスクと負担を軽減し、成長戦略としてフリーランス活用を推進するとともに、フリーランスと企業の持続可能な協業体制の構築をサポートします。
企業向けフリーランス活用総合サポート『FREELANCE +』
サービスページ:https://freelance-plus.techbiz.com/
主な調査結果とサービス背景
【企業におけるフリーランス活用の満足度、活用理由と貢献度】
テックビズは1,000社を対象に、企業のフリーランス活用の現状や課題について実態調査を実施いたしました。調査結果によると、フリーランス活用に対して84.7%の企業が「満足」または「どちらかというと満足」と回答しており、フリーランス活用に対する高い評価が示されています。
フリーランス活用理由のTOP3は、1位「即戦力を確保できるから」、2位「一時的なプロジェクトの人材不足を補うため」、3位「柔軟に働ける人材を確保できるから」でした。また、成長企業*においては89.1%がフリーランスは自社のイノベーションに貢献していると感じています。
*成長企業は「2年以上連続で売上や純資本額が増えている」に「はい」と回答した企業を指しています。
【フリーランスを活用している企業の特徴】
成長企業は非成長企業と比較してフリーランスの活用率が約2.1倍高いことが判明しました。この結果は、フリーランス活用が企業の成長戦略における重要な選択肢として確立しつつあることを示しています。
【フリーランス活用の課題やリスク】
一方で、58.1%の企業がフリーランス活用においてミスマッチを経験したことがあると回答しています。また、フリーランスを活用する際のリスクとして1位「スキルミスマッチ」、2位「フリーランスの突然の離脱」、3位「機密情報の漏洩」が挙げられました。
これらの結果は、フリーランス活用が企業に高い満足度をもたらし、即戦力やイノベーションの面で大きな貢献をしている一方で、適切なマッチングや期待値の調整、リスク対策など解決すべき課題も存在することを示しています。
<調査概要>
調査期間:2024年10月16日-10月17日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20歳~79歳の男女1,000名
※回答者はフリーランス活用に関わる決裁者や採用担当者等
「企業向けフリーランス活用総合サポート 『FREELANCE +』」サービス概要
この度テックビズは、フリーランス活用における企業の不安を解消する新サービス、フリーランスプラスの提供を開始いたします。本サービスは、業界初となる「全額返金保証付きマッチング品質保証」と、それを実現するための「フリーランス活用総合サポート」の2つの要素で構成されています。
全額返金対応付きマッチング品質保証
マッチング品質を保証することで企業のフリーランス活用における不安を解消し、より気軽にフリーランス活用を選択することを促進します。また、以下の状況において全額返金保証をいたします。※条件詳細は申請時のご案内をご覧ください。
▶︎フリーランスプラスの返金対応について
全額返金対応の対象
【1】スキルミスマッチ離脱に対する保証
フリーランスによるスキルミスマッチ(テクニカルスキル・業務経験に関する相違)を事実確認でき、当社所定の要件を満たした場合は、代金を返金いたします。
【2】突然離脱に対する保証
フリーランスによる突然離脱(無断または一方的な離脱)を事実確認でき、当社所定の要件を満たした場合は、代金を返金いたします。
【3】稼働時間不足に対する保証
フリーランスによる稼働期間の不足を事実確認でき、当社所定の要件を満たした場合は、代金を返金いたします。
▶︎フリーランスプラスの相談プロセスについて
万が一、フリーランス人材とのマッチングにおいて問題が発生した場合、全額返金保証による対応をいたします。まず、問題が発生した際は、フリーランスプラス専用窓口までご連絡いただきます。経験豊富な担当者が丁寧にヒアリングを行い、トラブル内容を承ります。その後、報告いただいた内容について事実確認と状況の詳細な調査を実施いたします。調査結果に基づき、業務改善によるプロジェクトの継続、もしくは当社規定に基づく返金対応のいずれかの解決策をご提案いたします。
フリーランス活用における総合サポート
企業のフリーランス活用における(1)マッチング、(2)契約管理、(3)稼働、(4)情報管理の4つのプロセスにおけるきめ細やかなサポートを行うことで、企業はフリーランス活用に伴う様々なリスクや負担から解放され、本来の目的である事業成長やイノベーション創出に注力いただけます。これらの包括的な総合サポート体制により、業界初となる全額返金対応付きマッチング品質保証の実現が可能となりました。
▶︎サポート内容の詳細
【1】マッチングサポート
統一されたスキルシート評価とヒューマンスキルを重視した面談により、企業ニーズに適した人材をご紹介いたします。さらに、eKYCによる本人確認で、セキュリティ面も万全です。これにより、企業様に最適な人材とのマッチングの精度を高め、長期的な協業関係の構築が可能となります。
【2】契約サポート
企業向けには偽装請負対策のための適切な契約サポートに加え、フリーランスには確定申告・開業届支援により、双方の業務負担とリスクを軽減します。これにより、企業様は法的リスクを抑えながら、安心してフリーランス人材の活用に専念いただけます。
【3】稼働サポート
フリーランスの方々への無償の健康診断や、ストレスチェック提供を通じて、同時に企業が懸念する突然の離脱リスクを最小限に抑えます。これにより、フリーランス人材が心身ともに健康な状態で業務に集中でき、プロジェクトの安定的な推進が実現します。
【4】情報管理サポート
参画時のセキュリティ教育から離脱時の情報管理確認まで、一貫した体制でフリーランスと企業双方のセキュリティリスクに対応します。これにより、企業様の情報資産を適切に保護しながら、業務効率を最大限に高めることが可能となります。
サービスを通して目指す世界:成長戦略としてのフリーランス活用へ
フリーランス保護新法の施行を機に、企業におけるフリーランス活用は、単なる人材調達の手段から、イノベーション創出と持続的成長を実現する戦略的施策へと進化しています。本サービスを通じて、企業はリスク管理の負担が軽減され、フリーランスを最大限に活用した事業展開に注力できます。テックビズは、企業の成長戦略に不可欠なフリーランス活用の新時代を、確かな品質保証とサポート体制で支えてまいります。
人的資本経営の第一人者 岩本隆特任教授コメント
「世界的に第四次産業革命が進行する中で、産業構造の変化に対応すべく、動的な人材ポートフォリオに対応した動的なフリーランスの活用が世界的に進んでいます。日本でも近年フリーランス活用は進んできたものの、フリーランス保護新法の施行によりプロフェッショナルとして活躍するフリーランスが更に増加することが期待され、企業のDX(Digital Transformation)、SX(Sustainability Transformation)、GX (Green Transformation)などの変革ニーズに対する動的なフリーランス活用がより進むであろうことが今回の調査結果からも窺えます。また、フリーランス活用の進展が、日本社会全体の人材の最適配置につながることも期待され、労働人口問題解決の一助になるとともに、日本経済全体の活性化にもつながればと期待しています。」
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
岩本 隆
東京大学工学部金属工学科卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA )大学院工学・応用科学研究科材料学・材料工学専攻にてPh.D. を取得。日本モトローラ、日本ルーセント・テクノロジー、ノキア・ジャパン、ドリームインキュベータを経
て、2012 年6 月より2022 年3 月まで慶應義塾大学大学院経営管理研究科特任教授。2018 年9 月より2023 年3 月まで山形大学学術研究院産学連携教授。2022年12 月より現職。
テックビズ代表取締役 中島一樹コメント:
「今回の調査結果から、企業のフリーランス活用ニーズと、その課題が明確になりました。89.1%の成長企業がフリーランスによるイノベーション貢献を実感する一方で、74.5%の企業が活用に課題を感じています。特に注目すべきは、成長企業は非成長企業と比較してフリーランスをイノベーションに積極的に活用していることです。フリーランスプラスは、これらの課題を解決し、企業とフリーランス双方にとって価値ある関係構築を支援します。フリーランスを重要な『人的資本』として捉え、その価値を『社会的に共有』することで、個人と企業双方の成長、ひいては日本経済全体の活性化につなげていきたいと考えています。」