「ITエンジニアに将来性があるの?」
「ITエンジニアの中でどの職種が将来性がある?_」
「将来性のあるITエンジニアは?」
このように、ITエンジニアの将来性に関して不安がある方は少なくないでしょう。確かにITエンジニアの将来性は高いですが、職種によって将来性が左右されます。
そこで本記事ではITエンジニアの将来性について解説していきます。
ITエンジニアの将来性は高い!
IT業界の需要が高まっている
IT業界の需要は年々高まっております。近年では、さまざまなITサービスがリリースされ、ITサービスなしでは生きていくことができないくらい発展していきました。
また、現在では世界で最も価値のある企業の半数以上がIT系の企業となっております。
Statistaの調査によると、世界で市場価値の高い企業の上位6社がWeb・IT系の企業ということで、半数以上がWeb・IT企業ということになります。日本だけでなく、世界全体でWeb・IT系の需要が高まっています。
世界的に需要や将来性が高いということで、日本でもより将来性が高まっていくことでしょう。
慢性的なITエンジニア不足が深刻化している
経済産業省のIT人材需要に関する調査によると、エンジニアの慢性的な人手不足は続き、2030年には約45万人ものエンジニア不足に陥ると言われております。
先ほど紹介したように、IT業界の需要や市場が高まっているにも関わらず、ITエンジニアの数が非常に不足しており、今後も人材不足は続いていきます。
そのため、需要に供給が追いついていないことからITエンジニアの将来性は高いと言えるでしょう。
ITエンジニアの中でも職種によって将来性は違う
ITエンジニアは、非常に将来性の高い仕事だと言えます。
ただ、どの職種でも将来性が高いと言うわけではありません。ITエンジニアの中でも、職種によって需要や将来性が変わってきます。そのため、自分がなりたい職種に将来性があるのかを確認してから、就職する必要があるでしょう。
需要や将来性が高いITエンジニアの職種
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、需要が高く将来性がある職種と言えます。
理由としては、サイバー攻撃は1度大きな被害を受けてしまうと企業としても大きな損失となります。しかし、近年サイバー攻撃の手段は多様化しており、防ぐことは非常に困難を極めます。そうなると、情報セキュリティに関する専門性の高いエンジニアは需要が高くなり、重宝されるでしょう。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、需要が高く将来性がある職種と言えます。
理由として、あらゆる業界でもビッグデータの活用は進んでおり、企業はマーケティングやサービス開発する上でデータを重要視しています。そこで活躍するのがデータサイエンティストなので、おのずと需要や将来性は高くなるでしょう。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、需要が高く将来性がある職種と言えます。
インフラエンジニアの仕事は、システムやインターネットを活用するためにネットワークを設計・構築・運用・保守を行う仕事になります。そのため、Webサービスを展開する際になくてはならない職種になっております。
インフラエンジニアがなくなるとWebサービスが成り立たなくなってしまうので、ネットワークがなくならない限りインフラエンジニアの仕事はなくならないと言えるでしょう。
また、Webサービスは年々増加傾向にあり、経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」p26によると、インターネット付随サービス業における売上高合計が2019年の約1兆7478億円に対して、2020年の売上高合計は約1兆9256億円と1年で約2000億も伸びております。
需要のある仕事であり、人材不足ということでインフラエンジニアの将来性は非常に高いと言えるでしょう。
AIエンジニア
AIエンジニアは、需要が高く将来性がある職種と言えます。
AIは近年世界中で注目いが高まっており、今後も需要が高まっていく可能性が高いでしょう。近年では、顧客の来店分析やアパレルの需要予測、農家の生産量予測、チャットボット、コールセンターの自動化などが挙げられます。
現状活用されていること以外にも、今後さまざまな分野で活用されていくことが考えられております。
Webエンジニア
Webエンジニアは、需要が高く将来性がある職種と言えます。
近年IT業界の成長に伴い、Web業界も大きな成長を遂げています。以前までは、IT企業でしかエンジニアを必要としなかったのが現在では、IT企業以外の企業でもITサービスやWebサービスに力を入れ始めていることが要因となるでしょう。
例えば、今まで実店舗だけで販売していたお店もECサイトを持つようになっていますし、Webサイトを活用して集客をしようという企業も増えてきております。
Webサービスは今後も増加することが考えられるので、Webサービスの構築に欠かせないWebエンジニアの需要はより高まっていく可能性が高いと言えるでしょう。
ITエンジニアが将来目指すことのできるキャリアパス4つ
ITエンジニアがキャリアパスを描いていく前に、どのようなキャリアパスを選択していくことができるのか知っておく必要があるでしょう。そこで、ここではITエンジニアが歩むことができるキャリアパス4つについて詳しく解説をしていきます。
フリーランスになる
スペシャリストになる
ジェネラリストになる
マネージャーになる
フリーランスになる
ITエンジニアのキャリアパスとして、フリーランスエンジニアになるという選択肢があります。
フリーランスエンジニアになれば、様々な開発現場に携わることができますし、収入を大きく上げることができます。また、働き方も自由に選べ、週5の8時間を働く必要も無くなるので、ライフワークバランスを保ちやすくなります。
さらに、開発のスペシャリストになったり、マネージャーになったり自分の好きな案件を選ぶことができるという点も、フリーランスエンジニアの大きなメリットと言えます。
近年、「これからは個人の時代」と言われるように、業種に限らずフリーランスとして活動する人は増えてきております。IT業界にもフリーランスの波が来ており、フリーランスエンジニアの人口は年々増加してきております。
スペシャリストになる
一つの分野を極め、専門性の高いエンジニアを「スペシャリスト」と言います。IT業界の知識やITスキルの専門性を高めることで「スペシャリスト」となれることから、比較的選びやすいキャリアパスと言えるでしょう。
スペシャリストは、企業によっては「CTO(最高技術責任者)」や「テックリード」などの開発全体をまとめる役割を担います。
今の技術を極めていきたいと考えている方には、オススメのキャリアパスになります。
ゼネラリストになる
スペシャリストとは違い、幅広い業務を担当するのがゼネラリストです。ゼネラリストは、幅広い業務を担当するということで、複数の言語が使えたり、様々なポジションでの実務経験が必要になってきます。
また、プロジェクト全体を見る必要があり、マネジメントを行う必要も出てきます。よって、開発のスキルだけでなく、マネジメントスキルやコミュニケーション能力も必要になってきます。
ゼネラリストの具体的なポジションとしては、「PL(プロジェクトリーダー)」や「PM(プロジェクトマネージャー)」という役割を担っていきます。
マネージャーになる
マネージャーは、開発の部署をまとめたり、チーム全体のマネジメントをする管理職になります。評価制度を整備したり、採用を進めたりと企業の意思決定に関わる機会か増えていきます。そのため、将来的に経営に携わりたいと考えている人にとってはオススメのキャリアパスと言えるでしょう。
一般的には、PM(プロジェクトマネージャー)としてマネジメントの経験を積み、その後マネージャーとなることが多いでしょう。
将来性の高いITエンジニアになる3つのポイント
新しいスキルを学び続ける
IT業界は、成長中の業界であり、年々新しいスキルが生まれております。そのため、今通用するスキルや知識も数年後には、通用しなくなるなんてことはよくあることでしょう。
そのため、ITエンジニアになり今働けているからといって安心することはできないのです。
エンジニアとしての将来性を高めるためには、今あるスキルだけではなくスキルを向上させ続けたり、新しいスキルを身につけ続ける必要があります。
コミュニケーション能力を高める
ITエンジニアには、プログラミングや開発のスキルだけではなく、コミュニケーション能力も非常に重要になっていきます。
エンジニアはひとりではなく、基本的にはチームで開発を行っていきます。そのため、チームが円滑に開発を行うことができるためにはコミュニケーション能力が重要になります。
常に新しい情報をキャッチアップ
先ほども紹介したようにIT業界の進歩は非常に早いです。
そのため、最新の情報を常にキャッチアップしておくことで、今後どの業界が需要が高いのか、どのスキルが市場で求められているのかなどの情報を知ることができ、キャリアに活かすことができます。
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