サーバーエンジニアに需要や将来性はある?オワコン化しないための対策も解説!

「サーバーエンジニアの需要は?」
「サーバーエンジニアに将来性はある?」
「将来性のあるサーバーエンジニアになるには?」

このように、サーバーエンジニアの将来性について興味のある方はいらっしゃいませんか?

本記事では、サーバーエンジニアに将来性が高い理由や、将来性に対する危惧などを紹介しています。この記事を読むことで、サーバーエンジニアとして今後働いていくべきなのかがわかるようになるでしょう。

また、サーバーエンジニアに必要なスキルも紹介するため、サーバーエンジニアへの転身を検討している方も参考にできます。

サーバーエンジニアについて詳しく知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • サーバーエンジニアの将来性が高い理由
  • サーバーエンジニアがやめとけと言われる理由
  • サーバーエンジニアに必要なスキル
  • サーバーエンジニアのキャリアパス

サーバーエンジニアに将来性や需要はあるのか?

結論からお話するとサーバーエンジニアは、将来性や需要が高い仕事と言えるでしょう。では、どのようなポイントでサーバーエンジニアは需要が高く将来性が高いのでしょうか。ここでは、サーバーエンジニアの将来性や需要が高い理由2つを解説していきます。

ネットワークがなくならない限りなくならない仕事

サーバーエンジニアの仕事は、システムやインターネットを活用するためにネットワークを設計・構築・運用・保守を行う仕事になります。そのため、Webサービスを展開する際になくてはならない職種になっております。

サーバーエンジニアがなくなるとWebサービスが成り立たなくなってしまうので、ネットワークがなくならない限りサーバーエンジニアの仕事はなくならないと言えるでしょう。

また、Webサービスは年々増加傾向にあり、経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」p26によると、インターネット付随サービス業における売上高合計が2019年の約1兆7478億円に対して、2020年の売上高合計は約1兆9256億円と1年で約2000億も伸びております。

さらに、上記のようなWeb業界の急激な伸びに人材の数がついてきておらず、サーバーエンジニアの数が大きく不足しています。経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」によると、IT人材の不足は慢性的に広がっており、2030年には最大で79万人に達するという予測もされています。

需要のある仕事であり、人材不足ということでサーバーエンジニアの将来性は非常に高いと言えるでしょう。

サーバーエンジニアはDX推進で今後も必要とされる

近年、さまざまな企業においてDX推進が進められており、今後もDX化が進んでいくでしょう。社内業務のDX化を進めていくにあたって、社内のITシステムの構築する必要があり、それに伴って社内のインフラ環境やサーバーを構築し運用することが必須になります。

そのため、DX化が進んでいけばいくほど、サーバーエンジニアの需要が高くなるでしょう。

サーバーエンジニアに将来性がない・オワコンと言われる理由

先ほど、サーバーエンジニアには需要や将来性があるというお話をしました。ただ、インターネットでサーバーエンジニアと調べると、「将来性がない」や「オワコン」と言われてしまっていることもあります。将来性があるという情報を見たとしても、「将来性がない」や「オワコン」などの情報を目にしてしまうと不安になってしまいますよね。そこで本章では、サーバーエンジニアに将来性がないと言われる理由を紹介していきます。

  • クラウド化が進んでいるから
  • 急なトラブルに対しても対応しなくてはいけない
  • 最新の知識を学び続ける必要がある
  • 不定休になってしまうこともある

クラウド化が進んでいるから

サーバーエンジニアがやめとけと言われている理由の1つ目は「クラウド化が進んでいるから」です。

サーバーエンジニアに将来性がないと言われる理由としては、クラウド化が進行しているのでオンプレミスでの運用が減少してしまうことが挙げられます。確かに、クラウドの需要が高まり、オンプレミスからクラウド化を進めている企業は増えてきております。

ただ、オンプレミスの運用をする企業がすぐに0になる可能性は限りなく低いと言えます。その理由としては、クラウド化では賄えないサーバーの運用を行う企業もあるからです。例えば、24時間稼働が必要なサーバーの運用はオンプレミスからクラウドに移すのが厳しいです。

また、クラウド化が進むとインフラエンジニアの仕事がなくなってしまうという訳ではありません。今までオンプレミスでの環境でしていた仕事をクラウド環境で行うだけです。ただ、オンプレミスの技術しかなければ、今後需要がなくなり将来性が低くなってしまうことは否めないでしょう。

急なトラブルに対しても対応しなくてはいけない

サーバーエンジニアがやめとけと言われている理由の2つ目は「急なトラブルに対しても対応しなくてはいけないから」です。

サーバーやネットワークにはトラブルがつきものです。

サーバーやネットワークのトラブルに対してすぐに対応をしなければ、Webサイトが使えなくなったり通常の業務が行えなくなったりと事業に対して大きく影響を与えてしまいます。そのため、サーバーエンジニアは突然のトラブルに対して緊急対応を行わなければなりません。

緊急な対応をしなければならないという事で、ストレスも溜まりやすいですし、夜間や休日に対応する必要が出て来れば疲労も溜まるでしょう。

そういった背景からサーバーエンジニアはやめとけと言われてしまっております。

最新の知識を学び続ける必要がある

サーバーエンジニアがやめとけと言われている理由の3つ目は「最新の知識を学び続ける必要があるから」です。

サーバーエンジニアに限りませんが、常にアップデートを起こされるIT業界では最新の知識やスキルを身につけ続けなければなりません。サーバーエンジニアの場合には、クラウドサービスの知識や、ハードウェア、OS、仮想化、セキュリティの知識などさまざまな最新の知識を身につけ続ける必要があるでしょう。

最新の知識を身につけ続けていくことで、現場でも大いに活躍し続けることができます。

不定休になってしまうこともある

サーバーエンジニアがやめとけと言われている理由の4つ目は「不定休になってしまうこともあるから」です。

サーバーエンジニアは、業務上固定で休みが取れないことがあります。サーバーのメンテナンスを行う際には、サーバーが稼働していないタイミングで行う必要があります。そのため、深夜に業務を行ったり、休日に業務を行う必要があります。

従って、固定で休みを取りにくく、本来休みをとっていた休日でも休みがずれてしまう可能性があります。

将来性のあるサーバーエンジニアになるには?

先ほどまで、サーバーエンジニアの将来性や需要の変化について解説していきました。サーバーエンジニアは将来性や需要は高い仕事ですが、環境の変化から需要が変わってきているということも理解していただいたと思います。ここでは、需要の変化に対応して将来性のあるサーバーエンジニアになる方法を解説していきます。

  • クラウドの知識を身につける
  • 仮想化の知識を身につける
  • 情報セキュリティの知識を身につける
  • マネジメント能力を身につける

クラウドの知識を身につける

将来性のあるサーバーエンジニアになる方法1つ目は「クラウド化の知識を身につける」です。

先ほど紹介したように多くの企業が、オンプレミスからクラウド化への移行を進めており、インフラエンジニアもクラウドの知識が必須になってきます。AWS(Amazon)、GCP(Google)、Azure(Microsoft)などのクラウドサービスの知識をや活用スキルを身につけておくことをおすすめします。

また、クラウドに関する資格を獲得しておくこともおすすめでAWS認定試験、GCP認定試験、Azure認定試験を獲得しておくといいでしょう。

仮想化の知識を身につける

将来性のあるサーバーエンジニアになる方法2つ目は「仮想化の知識を身につける」です。

クラウド化の知識とともに必須となるのが仮想化の知識になります。仮想化の知識は、クラウドサービスを活用していくにあたってなくてはならないものになります。

仮想化の知識にも2種類あり、VMWare、Virtual Boxなどのホスト型仮想化と、Dockerなどのコンテナ型仮想化のスキルがあります。ホスト型仮想化は、比較的運用しやすいというメリットがありますが、近年はDockerなどのコンテナ型仮想化に注目が集まっています。

情報セキュリティの知識を身につける

将来性のあるサーバーエンジニアになる方法3つ目は「情報セキュリティの知識を身につける」です。

ITインフラにおいて、情報セキュリティは欠かせないスキルになります。情報セキュリティの知識がないと、ウイルスや外部からの攻撃を受けた時に、企業情報や個人情報の流出に繋がり、企業の社会的信用を失墜させるだけでなく、最悪の場合多額の賠償金を支払うことになってしまいます。

ITインフラを構築する際には、情報セキュリティを考慮しておき、ソフトウェアの脆弱性を防ぐための運用設計をしていく必要があるでしょう。

マネジメント能力を身につける

将来性のあるインフラエンジニアになる方法5つ目は「マネジメント能力を身につける」です。

サーバーエンジニアは1人ではなく、基本的にチームで作業を行なっていきます。そのため、マネジメント能力を身につけておくことで、プロジェクトをより効率よく進めることができるようになります。マネジメントをできるサーバーエンジニアは多くないので、チームのメンバーを円滑にコミュニケーションがとれマネジメント能力が高いインフラエンジニアは需要が高いと言えるでしょう。

インフラエンジニアのキャリアパスを紹介!

先ほど将来性のあるサーバーエンジニアになるためのポイントについて解説していきました。先ほど紹介したスキルを身につけた後にはどのようなキャリアパスを描くことができるのでしょうか。ここでは、サーバーエンジニアが描くことができるキャリアパス4選について解説していきます。

  • フリーランス
  • プロジェクトマネージャー
  • スペシャリスト
  • ゼネラリスト

フリーランス

サーバーエンジニアのキャリアパス1つ目は「フリーランス」です。

冒頭で紹介したようにインフラエンジニアは需要が高く、フリーランスの案件も多くあります。フリーランスのサーバーエンジニアになれば、比較的自由に働くことができますし、年収を大きく上げることができます。

また、近年はクラウド化が進んでいることもあり、リモート対応している案件も増加してきております。

そのため、フリーランスという選択肢は、好きな場所で働き高年収を獲得するというキャリアを描きやすくなるでしょう。

プロジェクトマネージャー

サーバーエンジニアのキャリアパス1つ目は「プロジェクトマネージャー」です。

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体を管理してプロジェクトを円滑に遂行させる責任者です。プロジェクトマネージャーは、予算管理やメンバーの管理が求められるので、高いマネジメント能力やコミュニケーション能力が求められます。

仕事内容は多岐にわたり、プロジェクトの要件定義やメンバー調整、納期管理など様々なことに目を向けなければいけません。効率的にプロジェクトを進めるために、チーム全体を管理する能力も求められます。チームリーダーとしての責任は大きく、大変な業務が多いポジションだと言えるでしょう。

スペシャリスト

サーバーエンジニアのキャリアパス1つ目は「スペシャリスト」です。

スペシャリストは、特定の専門分野に特化した高いスキルを持ったエンジニアを指します。サーバーエンジニアにおけるスペシャリストになるには、サーバーやネットワークのスキルはもちろん、クラウド化のスキルや仮想化のスキル、情報セキュリテイの高いスキルを身につけておく必要があります。

また、専門家として高いスキルや知識を保つために、インフラにおける最新技術のキャッチアップも定期的に行っていく必要があります。

高い技術力を身につけることに加え、最新技術や業界の情勢といった情報収集も必要となるでしょう。企業で正社員として働くだけでなく、高い技術力を活かしてフリーランスや起業家として活躍することも可能な職種です。

ゼネラリスト

サーバーエンジニアのキャリアパス4つ目は「ゼネラリスト」です。

アーキテクトは経営戦略をもとに、システムの更改やインフラの設計・構築などを行う仕事です。今後の経営を見据えて、長期的に運営できるシステムを考えます。ITに関する知識だけでなく、経営者目線で業務を行う職種なのです。インフラエンジニアと共通する部分が多いため、キャリアチェンジしやすい職種だと言われています。

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