エンジニアが副業で稼ぐには?案件の探し方やメリットとデメリットも解説!

近年では、副業で収入を上げたいというエンジニアが増えてきております。また、副業をOKとしている会社や副業人材を受け入れる会社も増えてきていることから、副業したいエンジニアにとっては追い風となっているのではないでしょうか。

ただ、エンジニアの副業はどのくらい稼げるのか、どのように獲得するのかなど疑問点も多いはずです。

そこで、本記事では、エンジニアの副業について詳しく解説していきます。これから副業案件を獲得したいと考えているエンジニアの方はぜひ参考にしてみてください。

  • エンジニアの副業案件を獲得するメリットとデメリット
  • エンジニアが副業案件を獲得する方法
  • エンジニアが副業案件でどのくらい稼げるのか

エンジニアが副業案件を獲得するメリット

エンジニアが副業案件を獲得するメリットは様々なものがあります。本業では得られないことばかりなので、収入や今後のキャリアにお大きな影響を与えると言えるでしょう。ここでは、エンジニアが副業案件を獲得するメリット5つについて解説していきます。

  • 本業では得られない経験ができる
  • スキルを向上させられる
  • 本業のみよりも簡単に収入を上げられる
  • 人脈を増やすことができる
  • 独立への足がかりになる

本業では得られない経験ができる

エンジニアが副業案件を獲得するメリット1つ目は「本業では得られない経験ができる」です。

副業では本業と違って自分のやりたい仕事を自分で選ぶことができます。そのため、本業ではやったことない仕事へチャレンジしやすいと言えるでしょう。

本業ではやったことない仕事へチャレンジすることができれば、経験の幅が広げられますし、自分のキャリアプランに合わせて必要な経験を補うことができます。

「本業は自分のやりたいことができていない、、、」「自分のキャリアアップに必要な経験ができていない」といった方には大きなメリットとなるでしょう。

スキルを向上させられる

エンジニアが副業案件を獲得するメリット2つ目は「スキルを向上させられる」です。

先ほど紹介したように、本業とは違った経験を積むことができるので、本業では身につけることができなかったスキルを身につけることができます。

また、本業と違った環境で働くことができるので、参画した企業が持っているナレッジを吸収することもできます。

スキルが向上すれば、今後のキャリアだけでなく、本業へも活かすことができるようになるので、本業でも成果を出しやすくなるでしょう。

「本業だけでは中々スキルが身につかない、、」「同じ仕事ばかりでスキルが向上しない」といった方には、大きなメリットと言えます。

本業のみよりも簡単に収入を上げられる

エンジニアが副業案件を獲得するメリット3つ目は「本業のみよりも簡単に収入を上げられる」です。

本業(正社員)で収入を上げようとすると、昇進や昇格、昇給を繰り返す必要がありますし、1度の昇給で大きく年収を上げることは難しいです。また、企業によっては年功序列であったり、上位の役職が詰まっていたり、あるいは会社の業績次第など会社の状況に自分の収入が影響されてしまいます。

そのため、正社員だけでは一気に年収を上げることは難しいと言えるでしょう。

ただ、副業では1つの案件をこなすだけで、本業の昇格や昇給以上の収入を得ることができます。副業では周りに影響されず自分が頑張った分だけ収入につながるのです。

「今の仕事で成果を出しても中々評価されず収入に繋がらない、、」といった方にとっては大きなメリットとなるでしょう。

人脈を増やすことができる

エンジニアが副業案件を獲得するメリット4つ目は「人脈を増やすことができる」です。

エンジニア職だと、本業だけでは外部との関わりも多くなく、人脈を増やしていくことは難しいと言えます。

ただ、副業では様々な企業や様々な人と仕事をするようになるので、人脈を作っていくことができます。人脈が増えれば、転職をする際に紹介してもらえたり、フリーランスになったときに案件を紹介してもらえたり、最新の情報を得やすくなると言えます。

特に、今後フリーランスとして独立するといった方は、人脈を構築していくことが重要となります。

「今の仕事では人脈が増えない」「今後のキャリアを考えて人脈を増やしておきたい」といった方には大きなメリットとなるでしょう。

独立への足がかりになる

エンジニアが副業案件を獲得するメリット5つ目は「独立への足がかりになる」です。

副業をしたいという方の中には、今後フリーランスとして独立をしたいという方も多いのではないでしょうか。

フリーランスとなる前に、副業案件をこなしておくことで、実績がある状態でフリーランスとして独立をすることができるので、スムーズに案件を獲得しやすくなるでしょう。また、副業案件を継続したままフリーランスになることができれば、収入がある状態で独立することができるので、収入が安定しやすくなります。

「数年後フリーランスとして働いていきたい」と考えている方は、ぜひ副業案件から始めて実績を積んでいきましょう。

エンジニアが副業案件を獲得するデメリット

先ほどエンジニアが副業案件を獲得するメリットを紹介していきました。ただ、エンジニアが副業案件を獲得することには、メリットだけでなくデメリットも存在します。ここでは、エンジニアが副業案件を獲得するデメリットについて紹介していきます。副業案件を獲得する前に、メリットだけではなく、デメリットも理解してから獲得を目指しましょう。

  • プライベートの時間が減る
  • フリーランス案件に比べて獲得が難しい

プライベートの時間が減る

エンジニアが副業案件を獲得するデメリット1つ目は「プライベートの時間が減る」です。

副業案件は、想像の通り本業の後や土日に稼働をすることになります。そのため、プライベートの時間を削って仕事をする必要があります。

今まで本業の後や土日をスキルアップの時間に使っていたという方は問題ないとは思いますが、趣味の時間に使っていたり、家族との時間に使っていたという方には大きなデメリットとなってしまうでしょう。

特に家事や育児をしないといけないという方にとっては副業に使う時間がない可能性もあるので注意しておきましょう。

フリーランス案件に比べて獲得が難しい

エンジニアが副業案件を獲得するデメリット2つ目は「フリーランス案件に比べて獲得が難しい」です。

副業案件では、基本的に週1や週2ほどの案件となるので、短時間で成果を出すことが求められます。求められることが高いということから、フリーランスの案件のような週4〜5案件に比べて求められるスキル感が高くなる傾向にあり、案件獲得の難易度は上がる傾向にあります。

そのため、3年以上実務経験を重ね高いスキルを身につけていく必要があり、Webエンジニアになったばかりといった方には副業案件の獲得が難しいと言えるのではないでしょうか。

エンジニアの副業はどのくらい稼げるのか

エンジニアの副業は、どのくらい稼げるものなのでしょうか。

エンジニアの副業は、案件の特徴やスキル感、経験年数によっても大きく異なります。

実務経験が3年以上あり高いスキルがあるのであれば、月30万以上稼ぐことができ、時給に換算すると3000〜5000円ほどとなります。本業と同じくらいの収入を副業でも稼ぐことができると生活に大きなゆとりを持てるようになるでしょう。

また、実務経験が1年ほどの方だと、月数万〜10万ほど稼ぐことができます。月数万〜10万円ほどだとしても、本業で同じ額の収入を上げることは容易ではありません。

実務経験1年ほどでも、本業では数年かかる収入UPを見込めることは大きな魅力でしょう。

エンジニアの副業案件を獲得する方法

先ほどまでエンジニアの副業案件の特徴や実際にはどのようなものがあるのかについて解説していきました。ただ、実際にWebエンジニアの副業案件を獲得しようと思ってもどのように獲得するのかわからないという方も少なくないでしょう。そこでここでは、Webエンジニアの副業案件を獲得する方法について解説しておきます。

  • エージェントサービスを活用する
  • クラウドソーシングを活用する
  • SNS経由で獲得する
  • 知り合い経由で獲得する

エージェントサービスを活用する

エンジニアの副業案件を獲得する方法1つ目は「エージェントサービスを活用する」です。

エージェントサービスとは、案件を欲しい人と企業との間に入り、案件獲得のサポートや交渉、契約などを代行してくれるサービスになっております。

副業ということは、本業を最低でも週5で8時間ほど勤務している可能性が高いということで、副業案件を探している時間はあまりありません。そういった方には、エージェントサービスを活用することで簡単に案件を探すことができますし、面倒な契約などを代行してくれるということで、時間に余裕ができ副業に集中することができるようになります。

また、エージェントから紹介される案件は比較的高単価なものも多いので、大きく年収を上げることができるでしょう。

ただ、ある程度高いスキルがないとエージェントから相手にされない可能性が高いので注意しましょう。

クラウドソーシングを活用する

エンジニアの副業案件を獲得する方法2つ目は「クラウドソーシングを活用する」です。

クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態です。有名なサービスだと、「クラウドワークス」や「ランサーズ」が挙げられます。

クラウドソーシングの利用者は非常に多く、副業の獲得方法としてはメジャーな方法と言えるでしょう。

クラウドソーシングのメリットとしては、初心者向けの案件や働き方が柔軟な案件が多く、副業にピッタリな案件を見つけやすいということが挙げられます。まだ、副業で働いたことがないという方にはおすすめでしょう。

ただ、クラウドソーシングでは、比較的低単価な案件が多く、稼ぎにくいというデメリットも挙げられます。副業なので高収入を稼いでいく必要がないという場合には問題ないですが、本業と同じくらい副業でも稼いでいきたいという場合には厳しい可能性が高いです。

また、利用者が多いためライバルが多く競争率が高いので、ある程度の営業力も必要となってくるでしょう。

SNS経由で獲得する

エンジニアの副業案件を獲得する方法3つ目は「SNS経由で獲得する」です。

近年では、SNSの活用がより活発になってきており、SNSを活用して採用活動を行なっている企業も出てきております。そのような背景から、SNS上で仕事を募集している企業もあるので、副業の案件であってもSNS経由で仕事を獲得していくことができるようになりました。

SNS上であれば、比較的ラフにコミュニケーションをとることができますし、普段の発信内容からどのような企業なのか、どのような人がいるのかを知ることができるので、案件参画後のギャップを少なくすることができるでしょう。

副業案件を探す際には、SNSの検索機能を使うことがおすすめです。Twitterの検索機能で「Webエンジニア 副業」「Webエンジニア 案件」などのキーワードで調べてみてください。

知り合い経由で獲得する

エンジニアの副業案件を獲得する方法4つ目は「知り合い経由で獲得する」です。

知り合い経由であれば、条件の融通も効きますし、営業をする手間を大きく省くことができるといえます。

エンジニアの知り合いから獲得する方法もありますし、本業から繋がることができた人脈でも良いでしょう。

ただ、人脈はいきなり増えることはなく、地道に増やしていく必要があるので、SNSなどの活用して日頃から人脈を増やすことを意識することで、いずれか案件獲得に繋がってくるでしょう。

エンジニアが副業を始める際の注意点

エンジニアが副業案件を獲得する魅力についてお伝えしてきました。本業では得られない事ばかりでしたよね。

ただ、エンジニアは本業の中で行う訳ではないので、何かあっても全て自己責任となります。そのため、事前に注意しておくべき点を確認して、リスクを回避する必要があるでしょう。そこで本項では、エンジニアが副業を始める前に知っておくべき注意点について解説していきます。

  • 会社は副業OKなのかを確認する
  • 契約書の内容は必ず確認する
  • 確定申告を怠らない

会社は副業OKなのか確認する

エンジニアが副業を始める前に知っておくべき注意点1つ目は「会社は副業OKなのかを確認する」です。

近年では副業OKな企業も増えてきておりますが、副業禁止の企業も少なくないでしょう。副業禁止の会社に勤めていて副業をしてしまうと、最悪の場合、懲戒解雇という重い処分を受けてしまう可能性があります。

そうなってしまっては、本末転倒でしょう。

本業の会社とトラブルにならないためにも、就業規則を確認して副業OKなのかを事前に確認しておくことがおすすめです。

また、副業OKな会社でも、条件付きの場合もあるので、条件を詳しくみておきましょう。

契約書の内容は必ず確認する

エンジニアが副業を始める前に知っておくべき注意点2つ目は「契約書の内容は必ず確認する」です。

本業でエンジニアとして働いている際には、契約書の内容を確認して働くといった機会が少ないかもしれませんが、副業案件の場合には自分で契約書の内容を確認して、問題がないかを隅々までみる必要があります。

副業は自己責任なので、不利な契約を結んだとしても誰も守ってくれる訳ではありません。

フリーランス案件や副業案件で契約書を確認していなかったり、契約書を結んでいない方も一定数います。契約書を結んでいなかったことで、報酬の未払いなどのトラブルに巻き込まれることも少なくありません。

自分の身を守るためにも、副業を始める前に契約書の中身を確認し、問題ないかをチェクして、契約を結んでから業務を始めるようにしましょう。

確定申告を怠らない

エンジニアが副業を始める前に知っておくべき注意点3つ目は「確定申告を怠らない」です。

副業で年間20万円を超える収入を得た場合には、確定申告をする必要があります。

確定申告をせず、申告漏れをしてしまうと重いペナルティを受けてしまうこともあるので注意しましょう。

また、確定申告は難しいと感じている方も少なくないですが、近年ではクラウド型の会計ソフトもあり、そこまで難しいものではありません。

自分の身を守るためにも、年間20万円を超える収入を副業で得た場合は、必ず確定申告をしていきましょう。

エンジニアが副業でよくある質問

「これから副業をしたい」と思うエンジニアの方には、不安や疑問はつきものです。個人で仕事をしたことがない方は、特に不安なことは多いのではないでしょうか。

本項では、エンジニアが副業を始める際によくある質問や疑問についてお答えしていきます。

  • 何年以上経験があれば副業できる?
  • 副業で年収を増やすコツは?
  • どのような案件から始めるのがおすすめ?

何年以上経験があれば副業を始められる?

エンジニアが副業を始める際には、「どのくらい経験を積めば案件を獲得できるのか」という疑問はよくあると思います。

結論からお伝えすると、初心者の方からスキルフルな方まで副業案件を獲得することは十分可能だと言えるでしょう。

ただ、獲得できる案件や得られる収入には大きく差が出てきます。

そのため、自分にマッチした案件を見つけることが重要になるでしょう。

副業で年収を増やすコツは?

副業で年収を増やすには、1案件あたりの単価を上げていく必要があります。

1案件あたりの単価を上げていくには、スキルを向上させていくか、実績を積み上げていくかになります。

実績を積み上げていくには、まず小さな案件から初めてポートフォリオとして出せるものを増やしていくことがおすすめです。

どのような案件から始めるのがおすすめ?

どのような案件から始めるかは、その人のスキルや実務経験の年数次第となります。

まずは自分のスキル感や実務経験の年数なら、どのような案件を獲得することができて、どのくらいの収入を得ることができるのかを確認することから始めることがおすすめになります。

本記事で紹介した方法で、まずは案件をみて見ましょう。

Webエンジニアのフリーランスエンジニアになるならテックビズで!

テックビズでは、「フリーランスエンジニアになりたい」「フリーランスエンジニアに今のスキルでなれるのか」「実際に案件を紹介してほしい」などのお悩みに対してキャリア面談を行なっております。

テックビズでは、ただ案件を紹介するだけでなく、キャリア面談をし、最適な案件をご紹介できるので、「平均年収720万円」「稼働継続率97%超」という実績を出しております。

フリーランスエンジニアに興味がある人は、ぜひテックビズのキャリア面談を活用してみてください。

テックビズのサービスを見る