テックリードとはどのような仕事なのか?年収からキャリアパスを紹介!!

「テックリードってどのような仕事なの?」
「テックリードに興味あるけどどのくらい稼げるの?」
「テックリードになるならどのようなキャリアを歩んでいけばいいの?」

このように、テックリードに関して興味のある方はいらっしゃいませんか?テックリードは、エンジニアのリーダー職として、近年日本でも広がりを見せている職種ではありますが、まだどのような職種なのか、他の職種とどう違うのかなどしっくり来ていない部分も多いかもしれません。

そこで本記事では、テックリードの仕事内容からテックリードになるにはどうすればいいのかなどを紹介しています。この記事を読むことで、テックリードに関して大まかな理解をすることができるでしょう。

今後のキャリアとしてテックリードを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

  • テックリードとは
  • テックリードと他の職種の違い
  • テックリードの年収
  • テックリードになる方法
  • テックリードのキャリアパス
  • テックリードに必要なスキル

これからフリーランスエンジニアとして独立をしたいと考えている人は「【決定版】フリーランスになるには?必要な手続きや準備」や「【6ステップ】フリーランスエンジニアになるには?」をぜひ読んでみてください。

フリーランスエンジニアになる前に準備しておくことや必要なスキルから、独立した後の成功の秘訣や案件獲得方法についてまで、独立前に知っておくべきことの全てをまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。

テックリードとは

テックリードとは、エンジニアのチームを率いるリーダーを担う役割のことを指します。

エンジニアは基本的にチームとして活動をしておきます。そのため、エンジニアを率いるためリーダーが必要になります。開発を行う際に、プロジェクトを引っ張り、円滑に進行していくリーダーがいなければプロジェクトがうまく回りません。

そこで、必要になってくるのが技術的な面でチームメンバーを引っ張るテックリードが必要になるのです。

テックリードがいないプロジェクトもありますが、テックリードがいることで開発が円滑に進むこともあり、現在広がりが進んでおり、今後も需要が高まっていくのではないでしょうか。

ここでは、具体的にテックリードの役割について解説していきます。

  • エンジニアのリーダー
  • 組織の窓口
  • 相談役

エンジニアチームのリーダー

テックリードの役割1つ目は「エンジニアチームのリーダー」です。

テックリードの仕事のメインは、技術面でチームメンバーを支えるリーダーとしての仕事となります。

エンジニアのチームは、求められる品質で開発を行わなければいけません。そのため、技術的に優れている人が、チームメンバーに対し技術的な助言やコードのレビューが必要になります。

コードのレビューや技術的な助言を行うことで、品質の高いコードを書くことができるようになり、生産性が高くプロジェクトを進行できるようになります。

また、テックリードは技術的だけではなく、リーダーとしてチームメンバーをマネジメントし、チームが予定通りに進行できるようプロジェクトを管理する仕事も担います。メンバーの進捗や負担を考慮し、円滑にプロジェクトが進むため工数の分散を行うなどを行う必要があるでしょう。

技術面からメンバーのマネジメント面まで幅広くプロジェクトを引っ張っていくリーダーを担うのがテックリードとなります。

組織の窓口

テックリードの役割2つ目は「組織の窓口」です。

システムの開発を行う際には、社内だけではなく、社外の関係者とも連携をとっていく必要があります。その際に、チームのメンバーがそれぞれ連絡をしてしまうと、情報の統制が取れなくなってしまいチーム内に混乱を招いてしまう可能性があります。そうなってしまうと、プロジェクトを円滑に進めることができなくなってしまうでしょう。

そのため、情報を統制しプロジェクトを円滑に回すためにも、チームと外部との連絡をとる窓口になる人材が必要になります。その窓口となる人材がテックリードとなります。

技術面でもマネジメント面でもプロジェクトを引っ張るテックリードが関係者との窓口になれば、チームメンバーに適切に仕事を振ることができます。また、技術的なスキルや知識が高いテックリードであれば、関係者に対して正しくコミュニケーションをとることもできるでしょう。

社内のメンバーを引っ張るだけではなく、関係者との連携を深めプロジェクトを円滑に進めていくことも、テックリードの重要な仕事となります。

メンバーのスキルを向上させる

テックリードの役割3つ目は「メンバーのスキルを向上させる」です。

先ほども紹介しましたがテックリードは、チームメンバーのスキル面に関する相談役としての役割があります。そのため、テックリードを担う人材は、高いスキルや知識がある場合が多いでしょう。

スキル面で豊富な知識やスキルを有しているので、そのスキルや知識をメンバーに共有をし、チーム全体のスキルを向上させていくことも非常に重要になります。チーム全体のスキルを底上げできれば、プロジェクトを円滑に回しやすいですし、高い品質でシステムを開発することができます。

また、技術的なリーダーとしての役割を担うので、最新の技術や知識に関しても吸収をしておく必要があるでしょう。最新のスキルをいち早く身につけておくことで、さまざまなケースに対応できるようになります。

また、スキルはなんでもかんでも共有すればいいというわけではありません。プロジェクトの進行に合わせて必要な時に情報の共有を行う必要があり、プロジェクトの状況をや全体を客観的にみる力も必要になるでしょう。

テックリードと他職種の違い

先ほどはテックリードとはどのような役割なのかを紹介していきました。テックリードは、エンジニアチームのリーダーとなる人材です。ただ、エンジニアには、テックリードと同じようなプロジェクトを管理し、リーダーとしてチームメンバーをまとめるような職種が存在します。

そこで本章では、テックリードと他職種の違いについて解説していきます。

  • CTOとテックリードの違い
  • リードエンジニアとテックリードの違い
  • PMとテックリードの違い

CTOとの違い

テックリードとCTOは、似ているようで大きく異なります。異なる部分としては、それぞれのポジションが挙げられます。

テックリードはエンジニアのチームをまとめるポジションになります。そのため、組織全体というよりは、チームメンバーがマネジメントの対象になり、開発の品質やスケジュールを管理するような役割が主なものとなるでしょう。

一方で、CTOの場合には、最高技術責任者として組織全体をマネジメントするポジションになります。組織の中でも非常に高いエンジニアスキルをを求められますし、経営のトップレベルのレイヤーとなります。CTOは今後の会社や経営の方針を担っており、開発の品質を保つというよりは、会社全体の品質を管理する立場になります。

つまり、テックリードとCTOは責任の範囲がチーム単位なのか、組織全体なのかといった違いになります。ただ、スタートアップなどの小さい組織では、テックリードとCTOを兼務している場合もあります。

リードエンジニアとの違い

テックリードと近いポジションでリードエンジニアというポジションがあります。

テックリードとリードエンジニアは、どちらもプロジェクトやチームメンバーを管理し、プロジェクト全体を円滑に進め、開発の品質を担保する役割を担っているので、どちらもほとんど同じような意味でつかわれることが多いでしょう。

企業によって読み方が変わるくらいの違いと認識しておきましょう。

PMとの違い

テックリードと似たようなポジションでプロジェクトマネージャーというポジションがあります。

先ほども紹介したように、エンジニアのチームをまとめるポジションになります。そのため、組織全体というよりは、チームメンバーがマネジメントの対象になり、開発の品質やスケジュールを管理するような役割が主なものとなるでしょう。

一方で、プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの進行や管理がメインとなります。そのため、エンジニアとしてのスキルや知識がそこまでなくても、マネジメントスキルが高ければプロジェクトマネージャーとしてアサインされることがあります。つまり、マネジメントの専門家といった位置づけになるのではないでしょうか。

そのため、テックリードとプロジェクトマネージャーの大きな違いとしては、エンジニアのリーダーとして技術的な専門性をもちつつプロジェクトの進行を行える人材で、プロジェクトマネージャーはマネジメントを専門として行う人材としてとらえておきましょう。

テックリードの業務内容

スケジュール管理

テックリードの業務内容1つ目は「スケジュール管理」です。

テックリードはプロジェクトを円滑に回すためのリーダーをしての役割があります。スケジュールを組み、スケジュールの通りに管理する人材がいなければ、開発がおくれてしまいます。

開発がおくれてしまえば、もちろんクライアントに迷惑をかけ信頼を失ってしまう可能性もあります。また、自社開発だったとしてもスケジュールが遅れ、ローンチが予定よりもずれ込んでしまえば事業に影響がでてしまうでしょう。

システムの開発を行う際には、必ずしも円滑に進むわけではなく、トラブルやエラーにさいなまれることも少なくはないでしょう。そのため、さまざまなケースに対応しながらプロジェクトを進行していく必要があります。

プロジェクトをスケジュール通りに進めていくためにも、俯瞰的にプロジェクト全体を見る力が必要になるでしょう。

業務の割り振り

テックリードの業務内容2つ目は「業務の割り振り」です。

テックリードはスケジュールを管理するだけではなく、それぞれのエンジニアに業務を適切に割り振り、プロジェクトを円滑に進むように調整をしていきます。また、一度割り振った業務を全体の進捗や、それぞれのエンジニアのスキルや工数を観ながら、業務を割り振り直すことも必要になってくるでしょう。

業務の割り振りを適切に行うことができなければ、一部のエンジニアに工数が偏ってしまいます。そうなってしまうと、全体の進行が遅れてしまう原因となってしまいます。

業務を適切に割り振っていくためには、プロジェクト全体を俯瞰して、どこが不足していて、どこに工数を振るべきなのかを適切に判断できるようになる必要があるでしょう。

生産性の向上

テックリードの業務内容3つ目は「生産性の向上」です。

テックリードは、チームリーダーとして開発の品質を向上させつつ、生産性を最大限に引き上げることも重要な役割になります。スケジュール管理をしつつ、プロジェクトに無駄な工数がかかってないか、業務フローに無駄はないかなどの開発を行う環境を整備していく必要があります。

システム開発の生産性を向上させることができれば、チームメンバーに負担をかけることもなくなりますし、高い品質のものを開発することができます。

コードレビュー

テックリードの業務内容4つ目は「コードレビュー」です。

テックリードはエンジニアチームのリーダーとして、プロジェクトの品質管理を行い、求められた通りの納品物を開発していかなければなりません。テックリードは、チームリーダーの責任として品質を担保する必要があるのです。そこで重要になるのがチームメンバーが書いたコードのレビューとなります。

高い保守性をもち、高品質なものを納品するためには、エンジニアとしてのスキルが高いテックリードがコードをチェックしすることで品質を担保しやすくなるでしょう。

業務の方向性や優先度決め

テックリードの業務内容5つ目は「業務の方向性や優先度決め」です。

テックリードが業務を割り振り、スケジュールの進捗を管理するだけではありません、どの業務を優先して行っていくべきかのかであったり、どの業務に人員をかけていくべきなのかといった大きな方向性を決めていく役割を担っていきます。

プロジェクトを円滑に進めるには、どこから優先的に開発を進めていくべきかを適切に定めていくことが重要になります。優先度をつけなければ、エンジニアの工数を分散してしまい重要な部分に工数が行き届かない可能性があります。そうなってしまうと開発全体の遅れにつながってしまうので、業務の方向性や優先度をきめていくことは重要な業務と言えるでしょう。

部署間の調整

テックリードの業務内容6つ目は「部署間の調整」です。

テックリードは、チーム内のマネジメントだけではなく、外部の関係者や他の部署との連携を行うさいの窓口をなる役割を担います。システムの開発を行う際には、テックリードが率いているチームだけが開発を行うのではなく、複数のチームや外部の協力会社などと連携をしてくことが少なくありません。

その際に、チームのメンバーがそれぞれ連絡をとり外部や別部署との連携を行ってしまうと、チーム内の情報を統制することができなくなり、プロジェクトを円滑に進めることができなくなってしまう可能性もありますし、最悪の場合情報の共有漏れなどが引き起ってしまうでしょう。

そうならないためにも、テックリードが窓口となり、チーム内に情報を共有することで、情報の統制ができるようになります。情報の統制ができるようになれば、プロジェクトも円滑に進むようになるでしょう。

テックリードに必要な能力

ここまで、テックリードがどのような職種なのかを説明してきました。テックリードという職種に興味をもった人もいるのではないでしょうか。ただ、テックリードにはさまざまなスキルが求められるケースが多く、簡単になれる職種ではありません。そこで本章では、テックリードに必要な能力について解説していきます。これからテックリードになりたいと感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

  • マネジメントスキル
  • エンジニアとしての高い技術
  • リーダーシップ

マネジメントスキル

テックリードに必要なスキルの1つ目は「マネジメントスキル」です。

テックリードは、エンジニアのメンバーをまとめるリーダーとして重要な役割を担っております。そのため、チームのメンバーをまとめるためのマネジメントスキルが重要になります。

また、テックリードはチームメンバーをまとめるだけではなく、プロジェクトを円滑に進めるためにマネジメントを行う必要があります。テックリードは、常にプロジェクト全体を俯瞰して、チームのメンバーに仕事を適切に割り振り、適切な指示を出していくべきでしょう。さらに、プロジェクトを円滑に進めるためには、現状の課題や要因をロジカルに考えていく能力も求められます。

リードエンジニアには、人のマネジメントから、プロジェクトのマネジメントを行い、開発を円滑に進められるようには高いマネジメントスキルが重要になるでしょう。

エンジニアとしての高い技術

テックリードに必要なスキルの2つ目は「エンジニアとしての高い技術」です。

テックリードは、技術的な面でエンジニアのチームを率いていく役割になります。チームメンバーに技術的な助言をしたり、コードレビューを行い、生産性を高めたり、品質の向上を図ったり、チームメンバーのエンジニアとしてのスキルを向上させていけなければいけません。

そのため、エンジニアとして高いスキルや知識をもっておく必要があり、高いスキルがなければチームのメンバーに技術的な助言もできないでしょう。

また、IT業界はスキルの進歩がはやく、今の技術がいつまでも通用するとは限りません。そのため、テックリードは技術的な面のリーダーとして最新のスキルや知識を身につけておく必要があります。

チーム全体の技術力を向上させ、品質の向上や生産性の向上をはかるためにも、テックリードはエンジニアとしての高いスキルを身につけておく必要があるでしょう。

リーダーシップ

テックリードに必要なスキルの3つ目は「リーダーシップ」です。

テックリードは、プロジェクトを円滑に進めるためにチームのメンバーを引っ張っていくリーダーとしての役割を担っています。そのため、メンバーがついてくるようなリーダーシップを発揮していかなければいけません。

テックリードは、リーダーとして意思決定をしていかなければいけないケースに直面することがしばしばあるでしょう。また、プロジェクトは、すべて思い通りに進むわけではなく、想定外のことやトラブルが発生してしまうケースは少なくないでしょう。そういった時に、テックリードはリーダーとしてプロジェクトを円滑に進めるための方針を定め、正確で素早い判断を求められます。

そのため、優柔不断ではなく強い意思決定をしていくことができなければいけません。

もし、リーダーであるテックリードが強い意思決定をできずリーダーシップを発揮できなければ、メンバーのモチベーションが低下してしまう可能性もありますし、プロジェクトに遅れがでてしまうこともあるでしょう。

テックリードの年収

テックリードは、海外では広がっているポジションですが、日本ではまだまだ広がっていないポジションとなります。そのため、日本でのテックリードの年収は定まっていないのが現状でしょう。また、日本ではそこまで普及していないこともあり会社によってポジションが異なります。一般のエンジニアと同じ立ち位置とされているテックリードの場合には、約400万円~600万円ほどとなっており、マネージャーという立ち位置の場合には、約600~700万円ほどとなるでしょう。

ただ、テックリードに対する評価や立ち位置が会社により大きく異なり、テックリードを大きく評価してCTOと兼任させるような企業の場合には、高い年収が提示される場合もありますし、今後日本でテックリードが広がっていけば年収が上がる可能性もあるでしょう。

テックリードになる方法

テックリードにはさまざまなスキルが必要になりますが、仕事の範囲も広く魅力的なポジションだともいえるでしょう。その中で、テックリードとしてのキャリアを積んでいくにはどのようなステップを進んでいけばいいのでしょうか。そこで、本章ではテックリードになる3ステップを紹介していきます。これからテックリードとしてキャリアを積んでいきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • ステップ1:エンジニアとして経験を積む
  • ステップ2:リーダー職につく
  • ステップ3:レビューやマネジメント能力を磨く

ステップ1:エンジニアとして経験を積む

テックリードとしてキャリアを積むステップ1つ目は「エンジニアとして経験を積む」です。

テックリードは、エンジニアとしての高い技術力が重要になります。高いエンジニアとしてのスキルがなければエンジニアチームのリーダーとしてメンバーを率いることはできません。そのため、まずはステップ1としてメンバーを率いることができるくらいのエンジニアとしての高いスキルを身につけていきましょう。

エンジニアとしてのスキルを高めていくには、実際の現場でさまざまな開発の経験を積むことがよいでしょう。さまざまな開発環境での経験を積み上げていくことで、さまざまなケースに対応できるようになり、エンジニアとしてのスキルが大きく向上していくでしょう。

ステップ2:リーダー職につく

テックリードとしてキャリアを積むステップ2つ目は「リーダー職に就く」です。

先ほども紹介したように、テックリードはエンジニアのチームリーダーとしてチームを引っ張る役割を担っていきます。ただ、企業によっては、リーダー職はあってもテックリードというポジションを設置していない場合もあります。日本では、テックリードといったポジションがまだそこまで広がっていないので、テックリードを設置してない企業は少なくははいでしょう。

そのため、まずはテックリードと近いリーダー職を目指していくとよいでしょう。rリーダー職であれば、ほとんどの会社は設置していることが多いです。リーダー職もテックリードと同じように、エンジニアのマネジメントを行い、全体のスケジュール管理やシステムの品質を担保する役割を担います。したがって、リーダー職を経験しておくことでテックリードに近い経験ができ、テックリードになりやすくなるといえるでしょう。

ステップ3:レビューやマネジメント能力を磨く

テックリードとしてキャリアを積むステップ3つ目は「レビューやマネジメント能力を磨く」です。

リーダー職になったら、メンバーやプロジェクトをマネジメントする能力や、メンバーの書いたコードをレビューして保守性の高いシステムを開発する能力を身につけておくとよいでしょう。上記のスキルは、テックリードになるためには非常に重要なスキルとなります。

リーダー職ではないと身につけることができないスキルになるので、リーダー職として経験を身につけテックリードになる足がかりにしていきましょう。

テックリードのキャリアパス

テックリードのキャリアパスは複数ありますが、主にCTOやアーキテクトが挙げられるでしょう。それぞれの特徴を紹介していきます。

テックリードのキャリアパス1:CTO

CTOは、先ほども紹介したように最高技術責任者として、組織全体を管理し、会社の方針や経営の決定権を握る、トップレイヤーのポジションとなります。テックリードでは、チーム単位での管理でしたが、CTOとなれば組織全体を管理する立場になり、責任の範囲も広がりますし、年収も大きく上がるでしょう。テックリードの場合、マネジメントだけではなく、技術的な面も高いスキルがあるキャリアなので、CTOを目指すことは十分可能です。

テックリードのキャリアパス2:ITアーキテクト

ITアーキテクトは、クライアントの課題や戦略を実現するためにシステムを構築する上流のポジションとなります。具体的には、システム開発の要件定義や、システム全体の方向性をクライアントに提案したり、保守運用までの指示をすることが主な業務となります。そのため、ITアーキテクトはテックリードよりも上流のポジションとなっております。ITアーキテクトは、エンジニアとしてのスキルはもちろんのこと、クライアントへの提案力も重要になりますが、テックリードの場合エンジニアとしてのスキルだけではなく、関係者との窓口となっているので、ITアーキテクトに必要なスキルを十分に積むことができるポジションと言えるでしょう。

CTOもITアーキテクトどちらのポジションも簡単になれるものではありませんが、テックリードとしてキャリアを積み活躍をしていけば充分可能性がキャリアといえます。

テックリードに年齢は関係あるのか?

テックリードは幅広いスキルが必要になりますし、エンジニアのリーダーになるので、年齢を重ねている人が担うポジションだと思われるケースが多いですが、年齢は関係ありません。

テックリードは、他のエンジニアのリーダーという役割を担うためにエンジニアとしての高いスキルが求められるので、年齢よりもエンジニアのスキルが重要視されています。

そのため、年齢は関係なく20代でも十分テックリードとして活躍することは可能と言えるでしょう。実際にテックリードとして20代などの若い人材でも十分に活躍している例も複数あります。

テックリードになりたいという場合には、年齢を気にせず自分のエンジニアとしてのスキルや、マネジメント能力を高めていくことがおすすめになります。

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