副業フリーランスとは?メリット・デメリットから案件獲得方法まで紹介!

「いきなりフリーランスになる前に副業として始めたい」
「副業フリーランスとして働けるのか?」
「副業フリーランスが案件を獲得するにはどうすればいいの?」

このように、いきなりフリーランスにならず、一旦副業から始めたいという方は少なくありません。確かに、いくなりフリーランスになるよりも副業フリーランスとして始めることができれば、リスクが少なく始めることができます。

ただ、副業とはいえフリーランス活動をするとなると、どのように案件を獲得するのかなど副業フリーランスに関する悩みは少なくないでしょう。

そこで、本記事では、副業フリーランスのメリットデメリットから、副業フリーランスの案件獲得方法まで解説していきます。

これから副業フリーランスになりたいという方はぜひ参考にしてみてください。

  • 副業フリーランスとは
  • 副業フリーランスのメリットとデメリット
  • 副業フリーランスにおすすめの職種
  • 副業フリーランスとして案件を獲得する方法
  • 副業フリーランスから本業フリーランスになるには

これからフリーランスエンジニアとして独立をしたいと考えている人は「【決定版】フリーランスになるには?必要な手続きや準備」や「【6ステップ】フリーランスエンジニアになるには?」をぜひ読んでみてください。

フリーランスエンジニアになる前に準備しておくことや必要なスキルから、独立した後の成功の秘訣や案件獲得方法についてまで、独立前に知っておくべきことの全てをまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

フリーランスとは

フリーランスという言葉が一般的になってきていますが、そもそもフリーランスとはどのような方のことを指す言葉なのでしょうか。

中小企業庁の小規模企業白書によると、フリーランスとは、特定の組織に属さず、本人が技術や技能を提供することで成り立つ事業を営んでいる方を指しています。業務ごとに顧客と業務委託契約を締結して仕事を受注する流れが一般的です。

フリーランスと直接雇用の違い

正社員やアルバイト等、直接雇用で働く方とフリーランスの違いは何なのでしょうか。

直接雇用の場合は、毎月固定の収入が入ってきたり、教育制度や福利厚生制度が整っていたりと、自由度がない分、暮らしが安定することが大きな魅力でしょう。

逆にフリーランスの場合は、自分で好きな仕事を選べたり、リモートワークや働く時間を選べたりと、不安定な分、自分の好きな生き方を叶えられることが大きな魅力といえます。

副業フリーランスとは

副業フリーランスとは、会社員として働きつつ、休日や夜中を活用してフリーランスとしても活動をしている人になります。普通のフリーランスとの大きな違いは、本業を会社員として働いていることが大きな違いとなります。

近年では、副業を認める会社も増えてきておりますし、副業人材を受け入れてくれる会社も年々増加しておりますl。そういった背景があるので、今後副業フリーランスにとっては追い風になっておくのではないでしょうか。

副業フリーランスのメリット

副業フリーランスになるメリットは様々なものがあります。本業では得られないことばかりなので、収入や今後のキャリアにお大きな影響を与えると言えるでしょう。ここでは、副業フリーランスになるメリット6つについて解説していきます。

  • 本業では得られない経験ができる
  • スキルを向上させられる
  • 本業のみよりも簡単に収入を上げられる
  • 人脈を増やすことができる
  • 独立への足がかりになる
  • 節税ができる

本業では得られない経験ができる

副業フリーランスになるメリット1つ目は「本業では得られない経験ができる」です。

副業では本業と違って自分のやりたい仕事を自分で選ぶことができます。そのため、本業ではやったことない仕事へチャレンジしやすいと言えるでしょう。

本業ではやったことない仕事へチャレンジすることができれば、経験の幅が広げられますし、自分のキャリアプランに合わせて必要な経験を補うことができます。

「本業は自分のやりたいことができていない、、、」「自分のキャリアアップに必要な経験ができていない」といった方には大きなメリットとなるでしょう。

スキルを向上させられる

副業フリーランスになるメリット2つ目は「スキルを向上させられる」です。

先ほど紹介したように、本業とは違った経験を積むことができるので、本業では身につけることができなかったスキルを身につけることができます。

また、本業と違った環境で働くことができるので、参画した企業が持っているナレッジを吸収することもできます。

スキルが向上すれば、今後のキャリアだけでなく、本業へも活かすことができるようになるので、本業でも成果を出しやすくなるでしょう。

「本業だけではなかなかスキルが身につかない、、」「同じ仕事ばかりでスキルが向上しない」といった方には、大きなメリットと言えます。

本業のみよりも簡単に収入を上げられる

副業フリーランスになるメリット3つ目は「本業のみよりも簡単に収入を上げられる」です。

本業(正社員)で収入を上げようとすると、昇進や昇格、昇給を繰り返す必要がありますし、1度の昇給で大きく年収を上げることは難しいです。また、企業によっては年功序列であったり、上位の役職が詰まっていたり、あるいは会社の業績次第など会社の状況に自分の収入が影響されてしまいます。

そのため、正社員だけでは一気に年収を上げることは難しいと言えるでしょう。

ただ、副業では1つの案件をこなすだけで、本業の昇格や昇給以上の収入を得ることができます。副業では周りに影響されず自分が頑張った分だけ収入につながるのです。

「今の仕事で成果を出してもなかなか評価されず収入に繋がらない、、」といった方にとっては大きなメリットとなるでしょう。

人脈を増やすことができる

副業フリーランスになるメリット4つ目は「人脈を増やすことができる」です。

エンジニア職だと、本業だけでは外部との関わりも多くなく、人脈を増やしていくことは難しいと言えます。

ただ、副業では様々な企業や様々な人と仕事をするようになるので、人脈を作っていくことができます。人脈が増えれば、転職をする際に紹介してもらえたり、フリーランスになったときに案件を紹介してもらえたり、最新の情報を得やすくなると言えます。

特に、今後フリーランスとして独立するといった方は、人脈を構築していくことが重要となります。

「今の仕事では人脈が増えない」「今後のキャリアを考えて人脈を増やしておきたい」といった方には大きなメリットとなるでしょう。

独立への足がかりになる

副業フリーランスになるメリット5つ目は「独立への足がかりになる」です。

副業をしたいという方の中には、今後フリーランスとして独立をしたいという方も多いのではないでしょうか。

フリーランスとなる前に、副業案件をこなしておくことで、実績がある状態でフリーランスとして独立をすることができるので、スムーズに案件を獲得しやすくなるでしょう。また、副業案件を継続したままフリーランスになることができれば、収入がある状態で独立することができるので、収入が安定しやすくなります。

「数年後フリーランスとして働いていきたい」と考えている方は、ぜひ副業案件から始めて実績を積んでいきましょう。

節税を行える

副業フリーランスになるメリット6つ目は「節税を行える」です。

フリーランスが業務で活用した費用と経費として申請することができます。そのため、副業フリーランスであれば会社で働きながら節税対策を行うことができます。

家で仕事をしていれば家賃の一部を経費として申請することができますし、パソコンやタブレットの費用、交際費も申請することができるので、支払う税金を減らすことができるので、手取り額を増やすことができます。

副業フリーランスのデメリット

先ほど副業フリーランスのメリットを紹介していきました。ただ、副業フリーランスになることには、メリットだけでなくデメリットも存在します。ここでは、副業フリーランスになるデメリットについて紹介していきます。副業案件を獲得する前に、メリットだけではなく、デメリットも理解してから獲得を目指しましょう。

  • プライベートの時間が減る
  • フリーランス案件に比べて獲得が難しい
  • 確定申告をする手間がかかる
  • 疲れが溜まりやすくなる

プライベートの時間が減る

副業フリーランスになるデメリット1つ目は「プライベートの時間が減る」です。

副業案件は、想像の通り本業の後や土日に稼働をすることになります。そのため、プライベートの時間を削って仕事をする必要があります。

今まで本業の後や土日をスキルアップの時間に使っていたという方は問題ないとは思いますが、趣味の時間に使っていたり、家族との時間に使っていたという方には大きなデメリットとなってしまうでしょう。

特に家事や育児をしないといけないという方にとっては副業に使う時間がない可能性もあるので注意しておきましょう。

フリーランス案件に比べて獲得が難しい

副業フリーランスになるデメリット2つ目は「フリーランス案件に比べて獲得が難しい」です。

副業案件では、基本的に週1や週2ほどの案件となるので、短時間で成果を出すことが求められます。求められることが高いということから、フリーランスの案件のような週4〜5案件に比べて求められるスキル感が高くなる傾向にあり、案件獲得の難易度は上がる傾向にあります。

そのため、3年以上実務経験を重ね高いスキルを身につけていく必要があり、Webエンジニアになったばかりといった方には副業案件の獲得が難しいと言えるのではないでしょうか。

確定申告をする手間がかかる

副業フリーランスになるデメリット3つ目は「確定申告をする手間がかかってしまう」ことです。

副業フリーランスの場合、通常の会社員とは違い確定申告を自分で行わなくてはいけません。通常の会社員の場合は、会社側が納税までを行なってくれますが、副業フリーランスの場合、収入から経費を引き所得を決定し、税務署に申告をして納税を自分で行わなければなりません。

確定申告には、白色申告と青色申告の2種類があり、青色申告の場合より手間がかかってしまいます。案件を獲得し、仕事をしながら確定申告も自分で行わなければいけないので、やらなければいけないことが多くなってしまい忙しくなってしまうでしょう。

疲れが溜まりやすくなる

副業フリーランスになるデメリット4つ目は「疲れが溜まりやすい」ことです。

副業フリーランスの場合、普通の会社員が休んでいる仕事の後や、週末に仕事をしなければなりません。そのため、本業が忙しくなり残業をして疲れが溜まっていたとしても、仕事の後や週末に休むことができないので、労働時間が多くなってしまい、疲れが溜まりやすくなってしまいます。

副業フリーランスとして働く場合、自分の体力とも相談をして働く時間を決めていくと良いでしょう。

副業フリーランスにおすすめの職種

副業フリーランスになるには、どのような職種なら良いのでしょうか。副業フリーランスは基本的に、仕事のあとか週末にしか時間がないのでできるだけ在宅で仕事をできるような職種を選ぶと良いでしょう。そこで、本章では副業フリーランスにおすすめの在宅でできる仕事について解説していきます。

  • エンジニア
  • Webマーケター
  • ライター
  • Webデザイナー
  • ライター

エンジニア

副業フリーランスになりやすい仕事1つ目は「エンジニア」です。

エンジニアは、業務用のシステムやWebサイトの制作、ECサイトの制作やスマホアプリの作成などのモノづくりをする職種になります。ひとえにエンジニアとは言っても、職種によって大きく仕事内容が大きく異なります。

ご存知だとは思いますが、近年エンジニアの需要は非常に高く、正社員でも高年収になりやすい職種でもあります。また、フリーランスとしての需要も非常に高いので、スキルを身につけたフリーランスエンジニアであれば、年収1000万円を超えることは難しくなく、中には年収2000万円ほど稼ぐエンジニアもいます。

エンジニアになるのであれば、プログラミングスキルが必須となります。プログラミングは数日から数週間で身につけられるほど簡単ではなく、ある程度のスキルが身につくまでに数ヶ月〜1年ほどかかります。あるスクールでは、未経験からエンジニアとして転職をするのではれば、1000時間の勉強が必要ともいわれており、簡単な道のりではないことが理解できるでしょう。

Webマーケター

副業フリーランスになりやすい仕事6つ目は「Webマーケター」です。

Webマーケターは、Web上で集客をおこなったり売上の向上をさせるマーケティングの戦略を立てる役割を担う仕事になります。例えば、Web広告を活用して売り上げを伸ばしたり、Googleの検索順位を向上させて認知度の向上を図ったり、SNSを駆使してファンの獲得を行うなど様々な手法があります。

そのため、ひとえにWebマーケターといってもやることは下記のようなに分かれます。

  • Web広告
  • SEO対策
  • SNS運用

近年コロナウイルスの影響もあり、実店舗ではなくECサイトなどを活用して販売を行う事業者も増えました。また、BtoB業界でもリモートワークが増えたこともあり、以前よりもテレアポや飛び込み営業の効果は落ち、Webを活用してリードの獲得を行う企業も増えてきました。そのため、Webを活用し集客や売り上げを向上させるWebマーケターの需要は非常に高いと言えるでしょう。

Webマーケターはどの企業にもいるわけではなく、不足している企業も少なくないので、案件獲得もしやすい職種とも言えます。

Webマーケターは、Webを活用したマーケティングの知識はもちろん、幅広いマーケテインングの知識が必要になるため、職種としての難易度は非常に高いでしょう。ただ、エンジニアやWebデザイナー同様、未経験者向けのスクールも増えてきており、未経験からでもWebマーケターとしてのキャリアをスタートさせることは難しくないと言えるでしょう。

ライター

副業フリーランスになりやすい仕事3つ目は「ライター」です。

ライターの中でも、Webライターがスキルなしの未経験でもフリーランスになりやすい傾向にあります。

Webライターの仕事は、基本的にWeb上に掲載される記事を執筆することになります。依頼される記事の種類はさまざまで、BtoCビジネスからBtoBビジネスまで幅広くありますし、求められる専門性も大きく異なるでしょう。

Webライティングにも技術はありますが、そこまで難易度は高くなく、求められるジャンルへの専門的な知識やリサーチ力、基本的な日本語力が備わっていればWebライティングを行うことはさほど難しくありません。

そのため、多くの人がWebライターと名乗ることができるので、Webライティングの案件は競合も多いですし、獲得できる収入にも偏りがあります。

Webライターの収入は、文字単価で決まることが多く、相場としては文字単価1円〜2円で3000〜4000文字程度の執筆になることが多いでしょう。1記事換算すると、3000円〜8000円ほどとなります。

ただ、Webライターの案件のピンキリなので、文字単価1円以下のものもあれば、文字単価8円以上になるものもあります。Webライターとしてのスキルや経験が向上すれば、高収入を目指すことができるようになります。

Webライターで向上させるスキルとしては下記のものになります。

  • SEOのスキル
  • コピーライティングのスキル
  • 文章力
  • 日本語力

Webデザイナー

副業フリーランスになりやすい仕事2つ目は「Webデザイナー」です。

Webデザイナーは、WebサイトやECサイト、ランディングページなどのデザインを作成する仕事になります。Webデザインでは、ただ見た目が格好いいデザインができるなどのスキルだけではなく、マーケティング観点から売上に繋がるデザインが求められます。

そもため、求められるスキルは非常に高いと言えるでしょう。

ただ、求められるスキルは高く参入障壁は高いですが、需要は非常に高い職種になります。コロナウイルスをきっかけに、実店舗ではなくECサイトなどを活用して販売を行う事業者も増えました。また、BtoB業界でもリモートワークが増えたこともあり、以前よりもテレアポや飛び込み営業の効果は落ち、Webを活用してリードの獲得を行う企業も増えてきました。

Webを活用した購買活動は今後も需要が増す可能性が非常に高いこともあり、Webデザイナーの需要も今後さらに伸びていくことが予想されます。

需要が高いこともあり、Webデザイナーも未経験者向けのスクールがあるので、未経験からでもキャリアをスタートさせることは難しくないと言えるでしょう。

動画編集者

副業フリーランスになりやすい仕事5つ目は「動画編集者」です。

動画編集者とは、その名の通り撮影された動画を編集する仕事になります。具体的な仕事内容は下記のようになります。

  • 撮影された動画を編集ソフトに取り込む
  • 構成に基づいて動画の切り出しや並び替えを行う
  • テロップを作成する
  • 効果音やナレーションなどの音入れを行う

動画編集と聞くと難しいように思うかもしれませんが、スクールに通い未経験からでも仕事を獲得している人も増えてきており、仕事の難易度としてはそこまで高くないと言えるでしょう。

単価感としては、動画1本あたり数千円〜数万円ほどとなるケースが多いです。ただ、中には10万円を超えるような高単価な案件もあります。

ライターに比べると一定のスキルをまず身につける必要がありますが、近年では動画編集者になるためのスクールもあり、スキルを身につけるのはさほど難しくありません。

また、近年では個人だけではなく、YouTubeにチャレンジする企業も増えてきており、今後も需要が見込める職種だと言えるではないでしょうか。

副業フリーランスが案件を獲得する方法

会社員が副業の案件を獲得し、副業フリーランスとして働いていくにはどのように案件を獲得すればいいのでしょうか。ここでは、会社員が副業の案件を獲得する方法を紹介していきます。今回紹介する4つの方法を参考にして、自分に合った案件獲得方法を見つけていきましょう。

  • エージェントサービスを活用する
  • クラウドソーシングを活用する
  • SNS経由で獲得する
  • 知り合い経由で獲得する

エージェントサービスを活用する

副業フリーランスが案件を獲得する方法1つ目は「エージェントサービスを活用する」です。

エージェントサービスとは、案件を欲しい人と企業との間に入り、案件獲得のサポートや交渉、契約などを代行してくれるサービスになっております。

副業ということは、本業を最低でも週5で8時間ほど勤務している可能性が高いということで、副業案件を探している時間はあまりありません。そういった方には、エージェントサービスを活用することで簡単に案件を探すことができますし、面倒な契約などを代行してくれるということで、時間に余裕ができ副業に集中することができるようになります。

また、エージェントから紹介される案件は比較的高単価なものも多いので、大きく年収を上げることができるでしょう。

ただ、ある程度高いスキルがないとエージェントから相手にされない可能性が高いので注意しましょう。

クラウドソーシングを活用する

副業フリーランスが案件を獲得する方法2つ目は「クラウドソーシングを活用する」です。

クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態です。有名なサービスだと、「クラウドワークス」や「ランサーズ」が挙げられます。

クラウドソーシングの利用者は非常に多く、副業の獲得方法としてはメジャーな方法と言えるでしょう。

クラウドソーシングのメリットとしては、初心者向けの案件や働き方が柔軟な案件が多く、副業にピッタリな案件を見つけやすいということが挙げられます。まだ、副業で働いたことがないという方にはおすすめでしょう。

ただ、クラウドソーシングでは、比較的低単価な案件が多く、稼ぎにくいというデメリットも挙げられます。副業なので高収入を稼いでいく必要がないという場合には問題ないですが、本業と同じくらい副業でも稼いでいきたいという場合には厳しい可能性が高いです。

また、利用者が多いためライバルが多く競争率が高いので、ある程度の営業力も必要となってくるでしょう。

SNS経由で獲得する

副業フリーランスが案件を獲得する方法3つ目は「SNS経由で獲得する」です。

近年では、SNSの活用がより活発になってきており、SNSを活用して採用活動を行なっている企業も出てきております。そのような背景から、SNS上で仕事を募集している企業もあるので、副業の案件であってもSNS経由で仕事を獲得していくことができるようになりました。

SNS上であれば、比較的ラフにコミュニケーションをとることができますし、普段の発信内容からどのような企業なのか、どのような人がいるのかを知ることができるので、案件参画後のギャップを少なくすることができるでしょう。

副業案件を探す際には、SNSの検索機能を使うことがおすすめです。Twitterの検索機能で「Webエンジニア 副業」「Webエンジニア 案件」などのキーワードで調べてみてください。

知り合い経由で獲得する

副業フリーランスが案件を獲得する方法4つ目は「知り合い経由で獲得する」です。

知り合い経由であれば、条件の融通も効きますし、営業をする手間を大きく省くことができるといえます。

エンジニアの知り合いから獲得する方法もありますし、本業から繋がることができた人脈でも良いでしょう。

ただ、人脈はいきなり増えることはなく、地道に増やしていく必要があるので、SNSなどの活用して日頃から人脈を増やすことを意識することで、いずれか案件獲得に繋がってくるでしょう。

副業フリーランスが注意するべきポイント

エンジニアが副業案件を獲得する魅力についてお伝えしてきました。本業では得られない事ばかりでしたよね。

ただ、エンジニアは本業の中で行う訳ではないので、何かあっても全て自己責任となります。そのため、事前に注意しておくべき点を確認して、リスクを回避する必要があるでしょう。そこで本項では、エンジニアが副業を始める前に知っておくべき注意点について解説していきます。

  • 会社は副業OKなのかを確認する
  • 契約書の内容は必ず確認する
  • 確定申告を怠らない

会社で副業が禁止されていないか確認する

副業を始める前に知っておくべき注意点1つ目は「会社は副業OKなのかを確認する」です。

近年では副業OKな企業も増えてきておりますが、副業禁止の企業も少なくないでしょう。副業禁止の会社に勤めていて副業をしてしまうと、最悪の場合、懲戒解雇という重い処分を受けてしまう可能性があります。

そうなってしまっては、本末転倒でしょう。

本業の会社とトラブルにならないためにも、就業規則を確認して副業OKなのかを事前に確認しておくことがおすすめです。

また、副業OKな会社でも、条件付きの場合もあるので、条件を詳しくみておきましょう。

契約書の内容は必ず確認する

副業を始める前に知っておくべき注意点2つ目は「契約書の内容は必ず確認する」です。

本業でエンジニアとして働いている際には、契約書の内容を確認して働くといった機会が少ないかもしれませんが、副業案件の場合には自分で契約書の内容を確認して、問題がないかを隅々までみる必要があります。

副業は自己責任なので、不利な契約を結んだとしても誰も守ってくれる訳ではありません。

フリーランス案件や副業案件で契約書を確認していなかったり、契約書を結んでいない方も一定数います。契約書を結んでいなかったことで、報酬の未払いなどのトラブルに巻き込まれることも少なくありません。

自分の身を守るためにも、副業を始める前に契約書の中身を確認し、問題ないかをチェクして、契約を結んでから業務を始めるようにしましょう。

確定申告を怠らない

副業を始める前に知っておくべき注意点3つ目は「確定申告を怠らない」です。

副業で年間20万円を超える収入を得た場合には、確定申告をする必要があります。

確定申告をせず、申告漏れをしてしまうと重いペナルティを受けてしまうこともあるので注意しましょう。

また、確定申告は難しいと感じている方も少なくないですが、近年ではクラウド型の会計ソフトもあり、そこまで難しいものではありません。

自分の身を守るためにも、年間20万円を超える収入を副業で得た場合は、必ず確定申告をしていきましょう。

副業フリーランスはどのくらい稼げるのか

エンジニアの副業は、どのくらい稼げるものなのでしょうか。

エンジニアの副業は、案件の特徴やスキル感、経験年数によっても大きく異なります。

実務経験が3年以上あり高いスキルがあるのであれば、月30万以上稼ぐことができ、時給に換算すると3000〜5000円ほどとなります。本業と同じくらいの収入を副業でも稼ぐことができると生活に大きなゆとりを持てるようになるでしょう。

また、実務経験が1年ほどの方だと、月数万〜10万ほど稼ぐことができます。月数万〜10万円ほどだとしても、本業で同じ額の収入を上げることは容易ではありません。

実務経験1年ほどでも、本業では数年かかる収入UPを見込めることは大きな魅力でしょう。

副業フリーランスが稼ぐコツ

ここでは、フリーランスが安定して案件を獲得するために必要なスキルややっておくべきことについて解説していきます。

提案力を身につける

フリーランスが安定的に稼いでいくコツ1つ目「提案力を身につける」です。

フリーランスが仕事を獲得する際には、「どんな料金」で「どんな成果」を出していくのかなど相手にメリットを感じてもらう必要があります。

その際に、「提案力」が必要になり、「提案力」がなければ自分が伝えたいことが相手に正確に伝えることができず、メリットを感じてもらうことができない可能性があります。

相手の立場になり、自分を採用したくなるような提案力を身につけることができれば、仕事を獲得しやすくなるでしょう。

実績を積み上げていく

フリーランスが安定的に稼いでいくコツ2つ目「実績を積み上げていく」です。

フリーランスが仕事を獲得していくには、「スキル」とそれに見合った「実績」が重要になってきます。クライアントは、実績をみて「成果を出してくれそう」と判断することが多いからです。

要は、実績は自分の持っているスキルの証拠となるのです。

いくらスキルがあってもその証拠となるものがなければ、本当にスキルがあるのかを信用してもらいにくいでしょう。

おすすめとしては、会社員のうちに副業として案件を獲得していくことです。会社員のうちに実績を作っておけば、フリーランスとして独立した際に営業活動もしやすくスムーズに案件獲得をすることができるでしょう。

人脈を広げていく

フリーランスが安定的に稼いでいくコツ3つ目「人脈を広げていく」です。

先ほども紹介しましたが、フリーランスは知り合いからの紹介で仕事を獲得することは少なくなく、エージェントや営業をするよりも仕事を獲得しやすいでしょう。

新しい仕事を定期的に紹介してくれれば、自分から営業をすることもなく、安定的に新規の仕事を獲得くしていくことができます。

ただ、常に同じ人が仕事を紹介してくれるわけではなく、紹介できる仕事がなければ仕事がなくなってしまう可能性もあります。

安定的に、仕事を紹介してもらうには、1人に依存するのではなく、人脈を広げ、複数人から仕事を紹介してくれるようになっていく必要があるでしょう。

人脈を広げるには、先ほど紹介したような「オンラインサロン」や「交流会への参加」がおすすめです。

ポートフォリオを磨いていく

フリーランスが安定的に稼いでいくコツ4つ目「ポートフォリオを磨いていく」です。

先ほども紹介したように、フリーランスで仕事を獲得していくには、スキルの証拠となる「実績」が必要になってきます。

今まで行ってきた仕事ももちろん実績になりますが、「スキルの証明」という点でいえば、ポートフォリオの磨き上げは、とても有効になってくるでしょう。

ポートフォリオのクオリティをあげていけば、フリーランスとしての実績はそこまでなくても、スキルがあるとクライアントに感じてもらうことができ、信頼をしてくれる可能性が高まり、仕事の獲得に大きく近づいていくでしょう。

スキルを向上や幅を広げていく

フリーランスが安定的に稼いでいくコツ5つ目「スキルを向上や幅を広げていく」です。

会社員と違い、フリーランスの現状維持は停滞と変わりません。フリーランスは常に、スキルアップをしていかなくては、価値を維持するどころか価値を下げていってしまいます。

特に、IT系やWeb系は技術の移り変わりが激しいので、新しいスキルやスキルの幅を広げていかないと、自分のスキルの需要がいつの間にかなくなってしまう可能性も高いでしょう。

スキルの向上やスキルの幅を広げていくことができれば、新しい領域の仕事にもチャレンジすることができるので、自分が受注できる案件の幅が広がることで、安定的に仕事を獲得していくことができます。

副業フリーランスから本業フリーランスになるには

副業フリーランスから本業フリーランスになるには、何が必要なのでしょうか。ここでは副業フリーランスから本業フリーランスになるために必要なことを紹介していきます。

本業よりも副業の収入が多い状態を作る

本業フリーランスになる前に、会社員の収入よりも副業フリーランスとして得ているの収入が多い状態を作っておくと良いでしょう。

フリーランスは大きく稼げる可能性があるというメリットはありますが、収入が不安定になってしまうといったデメリットも存在します。副業である程度の収入を得ているからといっていきなり独立をしてしまうとリスクが大きいと言えるでしょう。

そのため、本業の収入を副業の収入を超えている状態で本業フリーランスとして独立することがおすすめになります。

人脈を作っておく

本業フリーランスになる前に、人脈を作っておくと良いでしょう。

フリーランスは会社員とは違い自分で仕事を獲得していかなければいけないですし、仕事もいきなりなくなってしまう可能性があり、収入が不安定になってしまう可能性があります。そのため、人脈を作っておき仕事を獲得できる先を多く作っておけば、安定的に仕事が入ってくるようになります。

また、フリーランスの場合、エージェントやクラウドソーシングなど様々な仕事の獲得方法がありますが、仲介料を取られてしまいますが、人脈から直接案件を獲得すれば仲介料を抜かれることなく、高単価で案件を獲得することも可能になります。

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