近年フリーランスという働き方を選択する人が増えてきており、現状会社員のインフラエンジニアの方でも「将来フリーランスになりたい!」と考えている方も少なくないでしょう。
ただ、いきなりフリーランスと言われても、「どのような働き方になるのか」や「どんな案件があるのか」「どのくらい稼げそうか」などイメージがつかないものも多いかもしれません。
そこで、今回は「フリーランスインフラエンジニアの案件や年収」から「メリット・デメリット」「案件を獲得する方法」などについて解説していきます。
- フリーランスインフラエンジニアの案件情報や年収
- フリーランスインフラエンジニアになるメリットとデメリット
- フリーランスインフラエンジニアに必要な経験とスキル
- フリーランス インフラエンジニアが優良案件を獲得する方法
これからフリーランスとして独立をしたいと考えている人は「【決定版】フリーランスになるには?必要な手続きや準備や「【6ステップ】フリーランスエンジニアになるには?」をぜひ読んでみてください。
フリーランスになる前に準備しておくことや必要なスキルから、独立した後の成功の秘訣や案件獲得方法についてまで、独立前に知っておくべきことの全てをまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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フリーランスインフラエンジニアの年収や案件の実情
案件の特徴
単価や年収働き方
フリーランスインフラエンジニアは、リモートワークと常駐どちらでも働くことができます。
以前までは、インフラエンジニアは企業のサーバーを操作することもあり、リモートワークで勤務することは厳しいものがありました。
近年はサーバーをクラウドで管理する企業も増えたことで、リモートで働くことが可能となり、フリーランスインフラエンジニアの案件もリモートの案件が増加しております。
ただ、インフラエンジニア全体の案件数としては、リモート案件よりも常駐案件の方が多い傾向にあります。
需要や将来性
Webサービスを展開していく際に、サーバーやネットワークなどを専門とするインフラエンジニアは必須となるので、需要は高い職種と言えるでしょう。
また、「特定サービス産業動態統計調査」によると、年々Webサービスの拡大は進んでいるので、今後もインフラエンジニアの需要は高まっていくと考えられます。
ただ、近年クラウド化が進んでいることもあり、オンプレミスでの運用の需要は減少していくことが予想されます。
今後も、フリーランス インフラエンジニアとして働いていくには、クラウドの知識やスキルも身につけていく必要があるでしょう。
フリーランスインフラエンジニアになるメリット3選
会社員から、フリーランスインフラエンジニアになるメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、フリーランスインフラエンジニアになるメリットを3つ紹介していきます。
- 会社員に比べて年収を大きく上げられる
- 自分のやりたい仕事を選べる
- 時間に余裕を持つことができる
年収を大きく上げられる
会社員からフリーランスインフラエンジニアになると、年収を大きく上げることができる可能性があります。
会社員インフラエンジニアの平均年収が約547万円(求人ボックス給料ナビ参照)に比べて、フリーランスインフラエンジニアの平均年収は約792万円(レバテックフリーランス参照)と、200万円以上も年収を上げることができます。
また、会社員が年収を上げるには、昇給や昇格を繰り返す必要がありますが、フリーランスインフラエンジニアは昇給や昇格を待つ必要がなく、短時間で大きく年収を上げることができるでしょう。
自分のやりたい仕事を選べる
フリーランスインフラエンジニアは、自分のやりたい仕事を選ぶことができます。
会社員の場合、組織にいる人間として、自分のやりたい仕事以外にもやらなくてはいけない仕事も多く、自分のキャリアアップに関係ない仕事もやらなくてはいけないなんてことも少なくないでしょう。
その点、フリーランスインフラエンジニアは、自分で案件を選ぶことができるので、自分が興味ある仕事や、やってみたかった仕事、キャリアプランの実現のために必要な仕事など、自分に合った仕事を選んでいくことができます。
時間に余裕を持つことができる
会社員から、フリーランスインフラエンジニアになれば時間に余裕を持つことができます。
フリーランスインフラエンジニアは、基本的に企業と業務委託契約を結ぶことが多く、1日勤務時間がしっかりと決められています。
そのため、会社員のような残業をする必要がほとんどなくなるので、会社員に比べてより時間の余裕を持つことができるようになります。
また、会社員は基本的に週5勤務ですが、フリーランスインフラエンジニアでは、週4や週3勤務という案件もあるので、自分のライフスタイルに合わせて勤務時間や勤務日数を決めていくことができます。
フリーランスインフラエンジニアになるデメリット3選
会社員から、フリーランスインフラエンジニアになることにデメリットはあるのでしょうか。
ここでは、フリーランスインフラエンジニアになるデメリット3選について解説していきます。
- 税務処理を自分で行う必要がある
- 収入が不安定になる可能性がある
- 困った時に助けを求められない
税務処理を自分で行う必要がある
会社員と違いフリーランスインフラエンジニアは、自分で税務処理を行う必要があります。
会社員の時には、会社が税金の支払いを行なってくれますが、フリーランスになると自分で確定し、自分で税金の支払いを行なっていく必要があります。
仕事の時間以外の時間を使って税務処理をする必要がありますし、税金の知識がないと難しく、手間がかかってしまいます。
会社員の時に経験したことがなく、仕事以外の時間も使わなくてはいけないということがデメリットになってくるでしょう。
収入が不安定になる可能性がある
フリーランスインフラエンジニアは、案件の獲得次第で収入が不安定になってしまう可能性があります。
会社員の際には、毎月決まった金額が給与として支払われていましたが、フリーランスになると自分が案件を獲得できなければ、収入を大きく下げてしまう可能性があります。
ただ、クライアントから信頼を得ることができ、継続案件を獲得するなど安定的に案件が入るような仕組みができれば、会社員に近い安定を得ることもできます。
困った時に助けを求められない
フリーランスインフラエンジニアになると、困った時に誰かに助けを求めにくい環境になってしまう可能性があります。
フリーランスになると、上司や先輩がおらず、今までよりも人間関係が希薄になってしまうので、基本的に困った時に誰かに頼ることができません。
ただ、人脈を構築しておくことで、困った時に助けてくれる人を見つけることができるので、フリーランスになったら人脈の構築に力を入れておくといいでしょう。
フリーランスインフラエンジニアになるために必要な経験やスキル
フリーランスインフラエンジニアになるには、どのようなスキルを身につけ、どのような経験をしていく必要があるのでしょうか。
ここでは、フリーランス インフラエンジニアになるために必要なスキルや経験について解説していきます。
- 最低1年以上のインフラエンジニアとしての実務経験
- スケジュール管理能力
- 税金の知識
- 営業力
最低1年以上のインフラエンジニアとしての実務経験
フリーランスインフラエンジニアになるには、実務経験を1年以上積むことから始めましょう。
インフラエンジニアとして1年以上実務経験を積み、下記のスキルを身につけておく必要があります。
- ネットワークやサーバー、データベースに関する知識とスキル
- クラウドに関する知識とスキル
- セキュリティに関する知識とスキル
また、1年以上実務経験を積むことができればフリーランスになり案件を取ることは十分可能ですが、理想は実務経験を3年以上積むことがおすすめです。
実務経験を3年以上積むことができれば、参画できる案件が大きく増えますし、高単価の案件を狙いやすくフリーランスインフラエンジニアになるメリットを大きく活かすことができます。
スケジュール管理能力
フリーランスインフラエンジニアには、スケジュール管理能力が必要になります。
フリーランスインフラエンジニアは会社員とは違い、スケジュールを管理してくれる人はおらず、自分でスケジュールを管理していく必要があります。
スケジュール管理ができなければ、案件の進捗に遅れが出てしまい、クライアントからの信頼を大きく下げてしまう可能性があります。
円滑に案件を進めていくためにも、セルフマネジメントをしスケジュールを管理していけるスキルを身につけておきましょう。
税金の知識
フリーランスインフラエンジニアは、仕事だけでなく税金に対しての知識も必要になってきます。
会社員では、税金の知識がなくても特に困ることはなかったと思いますが、フリーランスになると自分で税務処理をする必要があります。
そのため、正しい税金の知識がないと、正しく確定申告できない可能性もありますし、本来経費として申請できるものを申請せず、本来よりも多く税金を支払うことになってしまう可能性があります。
フリーランスとしての生活を守っていくためにも、必ず税金の知識を身につけておきましょう。
営業力
フリーランスインフラエンジニアが案件を獲得するためには、営業力が必要になってきます。
会社員とは違い、自分から仕事を獲得していかないといけないので、営業活動をする必要があり、その際に営業力がないと案件を獲得することが難しくなってしまいます。
ただ、今まで技術職だけしか経験したことがないという方は、いきなり営業力を身につけることは難しいと思うので、営業の際に有効活用できそうな「ポートフォリオ」や「スキルシート」などを用意しておくといいでしょう。
フリーランスインフラエンジニアが優良案件を獲得する方法
フリーランスインフラエンジニアになったらどのように優良案件を獲得していけばいいのでしょうか。
案件を獲得していく方法は様々ですが、駆け出しのフリーランスは「フリーランスエージェントの活用」がおすすめです。
フリーランスエージェントとは、フリーランス向けに案件を紹介しているサービスになります。
フリーランスとして独立したばかりでは、どこからどのように案件を獲得していいのか、単価の交渉もどのように行えばいいかわからないという方も少なくないでしょう。
そこで、フリーランスエージェントを活用すれば、エージェントが自分のスキルや条件に合った案件を紹介してくれ、案件の獲得までサポートしてくれるので、案件を獲得できる可能性が大きく上がります。
フリーランスインフラエンジニアとして独立した時には、ぜひフリーランスエージェントを活用し案件獲得をしてみましょう。
フリーランスインフラエンジニアが年収を上げていくには?
フリーランスインフラエンジニアになった後には、どのように年収を上げていけばいいのでしょうか。
ここでは、フリーランスインフラエンジニアが年収を上げる方法3選について解説していきます。
- 資格を獲得する
- クラウドに関する知識を身につける
- 仮想化のスキルを身につける
資格を獲得する
フリーランスインフラエンジニアが年収を上げていく方法として、関連する資格を獲得するといった方法があります。
資格があるともちろんスキルも身につきますし、案件獲得の際にクライアントへよりアピールをすることができ、単価を上げやすい傾向にあるでしょう。
おすすめの資格としては、「AWS認定資格」「Linux技術者認定」「シスコ技術者認定」などが上げられます。
クラウドに関する知識を付ける
近年、オンプレミスでのシステム構築は減少しており、クラウドを利用してシステム構築することが主流になってきており、オンプレミスのみしか対応できないと、今後案件を獲得していくことが厳しくなってしまいます。
また、クラウドに関する知識やスキルの方が需要が高く、1件あたりの単価も高くなる傾向にあるでしょう。
インフラエンジニアが、案件を獲得し続け、年収を上げていくにはクラウドの知識やスキルを身につけることは必須になるでしょう。
仮想化のスキルを身に付ける
クラウドに関する知識と合わせて身につけておきたいのが、仮想化のスキルになります。
仮想化とは、CPUやハードウェアなどの物理的なコンピューターを仮想的な環境で構築する技術でになり、CPUやハードウェアの容量を効率化したり、増設するといったことを容易に行えるようになります。
仮想化のスキルは需要が高く、案件も高単価になりやすいので身につけておきたいスキルの1つになります。
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