・セルフブランディングってフリーランスに必要なの?
・何に気を付ければ良いの?
フリーランスの活動において、セルフブランディングは重要です。
セルフブランディング次第で、新規で案件を受注できたり、案件を継続できたりします。
しかし、そうは言っても、意味や必要な理由が分からない人もいるはず。
そこで今回は、セルフブランディングの意味やフリーランスに必要な理由を紹介します。
セルフブランディングとは
セルフブランディングとは、個人をブランド化して認知度を高めるためのプロモーション手法です。
自身を1つの商品と仮定して、あらゆる方法を使いながら作り上げていきます。
たとえば、インスタグラムで発信したりブログで投稿したりするのも一種のセルフブランディングです。
しかしセルフブランディングの仕方を間違うと、悪いイメージが付いてしまいます。
そのため、セルフブランディングを行う場合は正しく行うことが大事です。
フリーランスにセルフブランディングが必要な5つの理由
フリーランスがセルフブランディングに力を入れるべき理由は5つあります。
- 事業の宣伝・案件獲得に役立つ
- 売上アップが期待できる
- リピーターの獲得につながる
- 事業の方向性をハッキリさせられる
- 新たなビジネスチャンスにつながる
事業の宣伝・案件獲得に役立つ
セルフブランディングでは、自身の特徴や考え方についてSNS上で発信することも少なくありません。
自身の情報を発信すると、問い合わせや仕事の依頼数が増える場合があります。
増える理由としては「〇〇さんの経歴が凄いからシステム開発を頼んだ」、「〇〇さんの熱意が伝わるから発注をお願いした」といったイメージです。
その後、あなたのことを気に入ってくれているクライアントが増えれば、別の人に紹介してもらえる確率が上がります。
したがって、セルフブランディングは事業の宣伝に役立つのです。
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売上アップが期待できる
セルフブランディングによって自身の価値が高まり、高単価の案件を獲得できます。
セルフブランディングをしていなかった時とした時を比べて、売上が数倍変わった事例も存在します。
自身をどのように演出するかが売上アップのカギとなります。
関連記事:フリーランス向けクラウドソーシングのメリット・デメリット解説
リピーターの獲得につながる
セルフブランディングが上手くいけば、クライアントからあなたへ対する信頼度がアップするので、リピーターの獲得につながります。
リピーターが増えれば売上が安定し、新規の営業に割く時間を減らせるので、本業や個人の時間を確保したい人にピッタリです。
事業の方向性をハッキリさせられる
セルフブランディングでは、自身の情報を発信したり自身のことを分析したりする作業が発生します。
それが習慣化すれば、自身が行っているビジネスの概要や意味が細かく分かってきます。
結果、事業の方向性を決めやすくなるのです。
事業の方向性が決まれば、余計なものに力を注ぐことを減らせるので、時間の有効活用が期待できます。
新たなビジネスチャンスにつながる
あなたの発信内容を見た人が、新たなビジネスを紹介してくれるかもしれません。
たとえばシステムエンジニアに「ITコンサルタント」や「記事の監修」の仕事が舞い込んできます。
実際、多くの会社では、Google検索に出てきたライターやSNSのインフルエンサーに仕事を依頼することも少なくありません。
フリーランスがセルフブランディングをするメリット・デメリット
セルフブランディングにはメリットと同時にデメリットもあります。
ここでは、どのようなメリット・デメリットがあるのかを確認しましょう。
メリット
メリットは、世の中の人にあなたのことを伝えられることです。
たとえばセルフブランディングの一環として、日頃からブログを投稿しておけば、アクセスしてくれた人が読んでくれます。したがって人に会うための時間を確保して、あなたが売り込みに行かずとも、仕事の相談が来ることでしょう。
また、自身のことをより深く知ることができる点もメリットです。セルフブランディングでは、自身の思想や考え方を発信することも少なくありません。そのためセルフブランディングをしている時に、自身について考える機会が増えます。強みや弱み・性格など、あらゆることが分かってきます。
自身のことを人にアピールする時、どのような話題を振ればいいか見当を立てやすくなるので、セルフブランディングはトークの面から見ても大事なことです。
関連記事:フリーランスの営業の方法やコツとは?営業代行ってどんなサービス?
デメリット
デメリットは、継続的に作業をしなければいけないことです。
セルフブランディングは中長期的に作業をし続ける必要があります。
そのため、継続が苦手な人は辛く感じるかもしれません。
セルフブランディングの仕方
ここからは、4つのステップに分けてセルフブランディングの仕方を見てみましょう。
- 自身を分析する
- 発信する方法を決める
- 自身の成果物やスキルを発信する
- 効果を測定する
- 改善しながら続けていく
自身を分析する
セルフブランディングをするにあたり、まずは「自分自身がどのような人間なのか」を分析しましょう。
自分がどのような人間か把握し、どんな風に見られたいかを決めれば、どのような方向性でセルフブランディングをすれば良いかが決まるからです。
過去の生い立ちや自分の性格など、多くのことを振り返ってください。
それを基に、盛り込む文章(キャッチコピー含む)や画像・魅せ方などを決めていきます。
発信する方法を決める
セルフブランディングの内容を決めた後は、どのようなツールを使って発信するか決めます。
発信する方法には、下記の方法があります。
- ブログ
- SNS
- メルマガ
- YouTube
詳しく見ていきましょう。
ただし、対象となるターゲット層によって、効果的なツールは変わるので、ブランディングしたい相手をまずは選定してください。SNSをしている世代であればSNS広告を活用した方が良いですが、インターネットを使わない世代であればチラシを配る方が効果的かもしれません。
ブログ
noteやアメブロなど、色々な種類のブログがあります。
費用をおさえたい場合は、無料でブログを運営することもできます。
ブログによっては広告収入を得られるため、収入を得ながらセルフブランディングをしたい人にもピッタリです。
SNS投稿
FacebookやTwitterなど、SNSに投稿しながらセルフブランディングする方法もあります。
こちらも無料で投稿できますので、費用を抑えたい人におすすめです。
またSNSによっては、広告を投稿できる機能が付いています。広告を投稿すればフォローしていない人にもシェアされるため、より多くの人に情報を伝えたい人は活用すると良いでしょう。
メルマガ(メール配信)
メルマガの登録者へ定期的にメルマガを配信する手もあります。
ブログやSNS投稿の場合、プラットフォームがなくなってしまうと、一から集客しなければいけません。
しかしメルマガの場合は、メールアドレスが変わらない限り、継続的に送信できます。登録してあるメールアドレスに送るだけですので、プラットフォームがなくなってPRできなくなることはありません。
YouTube
たくさんの情報量を伝えたいのであれば、YouTubeで配信することもできます。文章を入力する手間を省きたい人にピッタリです。
ただし撮影~投稿まで、なかでも「編集作業」は、手間がかかる作業と言われており1日以上かかるケースも…。とくに動画編集に慣れていない人は手こずる場合もあります。
自身の成果物やスキルを発信する
どのツールを使うにしても、自身がどんな人物でどんな仕事ができるかをアピールする必要があります。
「この人に仕事を頼みたい」と思ってもらえるように、自身の価値を上げて、ブランド化しましょう。
効果を測定する
一定期間やってみて、どのくらい効果があったか見ましょう。
その際は「コストに見合う効果があったか?」「予算は適正か?」「別の方法に変えた方が効果は上がるか?」などを意識するといいでしょう。
改善しながら続けていく
改善しながらセルフブランディングを続けます。
文言や画像を変えたり、ツールを増やしたりなど良い効果が出るように試行錯誤していきます。
セルフブランディングで覚えておくこと
最後にセルフブランディングをやる時に、覚えておくべきことを見てみましょう。
- 成果が出るまでに時間がかかる
- セルフブランディングのイメージが事業に反映される
成果が出るまでに時間がかかる
成果が出るまでに時間がかかることは覚えておきましょう。
1カ月程度で出る場合もあれば、1年以上経っても出ないこともあります。
しかも成果が出ない原因も、やり方が間違っている場合もあれば、単にタイミングが悪いことも…。
そのため、辞めるべきか辞めずに続けるべきか判断するのが難しい場合もあります。
そんな時はプロに相談するといいです。自身で判断できない時にアシストしてくれるので、頼もしく感じるはずです。
セルフブランディングのイメージが事業に反映される
セルフブランディングの内容は事業に反映されます。
たとえば発信している内容が「繊細さ」にフォーカスしたものであれば、読者は「繊細さを大事にして仕事をしているのだろう」と感じます。
そのため自身の事業をどのように魅せたいかイメージしながら、セルフブランディングすることが大事です。
イメージチェンジが難しい
たとえばコンセプトを急に変えたいと思っても、それまでのイメージが読者に印象づいているため、イメージチェンジをする時は慎重に行わなければいけません。
イメージを突然変えると、読者に違和感を与えてしまい、ファン離れや仕事の依頼数減少につながります。
また、イメージチェンジをする場合の作業は時間や手間がかかりますので、途中でイメージを変えずに済むよう、最初の段階でどのようなイメージで伝えるかハッキリと固めておくことが大事です。
そのためには、イメージを固める段階で行う市場調査が重要となります。
「どんなイメージであれば受け入れられるか?」「他のフリーランスの方はどのようなセルフブランディングをしているか?」など、事前準備が必要です。
フリーランスは積極的にセルフブランディングをしよう
この記事では、フリーランスのセルフブランディングを中心に紹介しました。
①事業の方向性をハッキリさせられる
②事業の宣伝につながる
③売上アップが期待できる
④リピーターの獲得につながる
⑤新たなビジネスチャンスにつながる
①自身を分析する
②発信する方法を決める
③効果を測定する
④改善しながら続けていく
セルフブランディングは、フリーランスが自身を売り込む時に大事なスキルです。
この作業を怠ると、大勢いるフリーランスの中に埋もれてしまいビジネスチャンスを失うかもしれません。
チャンスをつかむためにも、セルフブランディングに力を入れましょう。
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