個人事業主が知っておくべき資産形成につながる投資の方法を紹介!!

手続き収入

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・個人事業主でも投資は可能なのか
・投資で資産形成する必要性はあるのか
・投資の種類はどのようなものがあるのか

お金に対して不安を感じている個人事業主は少なくありません。中には資産形成を目指して投資を行う人もいますが、単語だけである「投資」や「資産形成」という言葉には、ハードルを感じる人もいるでしょう。ここでは、投資の種類について解説しながら、個人事業主が投資を行うメリットなどを紹介したいと思います。

個人事業主の中には、本業と別で投資をする人がいる

個人事業主の中には、本業の傍らで資産形成をする人がいます。

将来の老後資金を貯めておきたい

事業拡大のために資産を増やしたい

節税のために投資をしている

上記のように、投資をする理由は様々です。なかには、投資で得た収入が本業の収入を上回ったツワモノもいます。

個人事業主が投資で資産を形成するメリット

ここでは、個人事業主が投資で資産を形成するメリットを見てみましょう。

収入を増やすチャンスがある

たとえ月収が30万円であっても、投資の選択によっては月収が50万円や100万円に向上する可能性があります。投資は、収益を増やすための強力なツールとなることができます。

しかも、投資によって得た収入が拡大すれば、本業の労力を軽減し、他の分野への時間を充てる余裕を持つことも可能です。投資による所得の増加により、本業の仕事量を減少させて他の活動に専念することを選ぶ個人事業主もいるでしょう。

世の中の情報に対して敏感になる

投資で成功を収めるために、多くの人が世の中の情報を参考にして投資を行うことがあります。さまざまな情報を収集するために、世界中の出来事についてのニュースをオンラインで閲覧したり、国内企業の財務報告を調べたりする習慣を持つことが一般的です。このようなアプローチによって、世の中の情報に対する感度が高まることがあります。

節税につながる

投資の種類によっては、節税のメリットを享受できます。例えば、株式投資やFX投資などの場合、年間の損失額(1月1日から12月31日まで)の20.315%を売却損(費用)として計上できるため、税金の負担を軽減できます。
また、損失が生じた場合でも、還元される制度も存在します。このような要因も考慮しながら、どの投資の種類を選ぶかを検討することが重要です。

さまざまな投資の種類

投資と言っても様々です。ここでは投資を5種類紹介します。
各投資の特徴やメリット・デメリットも載せてありますので、自身の状況に合わせて使い分けてみてください。

不動産投資

不動産投資とは、自分名義の不動産を他人に貸して、資産形成をする投資のことです。
たとえば、このような方法があります。

購入したマンションを他人に貸して家賃収入を得る(マンション投資)

所有している土地をコインパーキングにして駐車場代を得る(駐車場投資)

トランクルームを購入し、他人に貸し出すことで収入を得る(トランクルーム投資)

不動産投資のメリットの一つは、持続的な収入を確保できる可能性があることです。特にマンション投資の場合、テナントが長期間にわたって住み続けることで、安定した家賃収入を得ることができます。

しかし、一方でデメリットとして挙げられるのは、高額な初期費用が必要という点です。投資を始める際、安価な物件であれば数十万円から始めることができる一方で、高額な物件では数千万円や数億円にもなることがあります。そのため、投資資金を用意することが難しい場合、投資に参入することが難しくなるでしょう。

株式投資

株式投資とは、企業の株を購入して資産形成する方法です。国内企業の株だけではなく、アメリカやインドなど外国の株を購入する人もいます。

株式投資で収入(リターン)を得る方法は主に3つあります。

変動幅

株の変動幅によって、利益を得る方法です。
例を見てみましょう。

例.A社の株を1株1,000円で100株購入。その後、1株1,200円になった時に100株売却。
→10万円で買った株を12万円で売ったので、2万円の利益が発生。

銘柄によっては、購入から数年後に1株の価格が10倍に跳ね上がることもあります。株式用語では、このような銘柄のことをテンバガーといいます。テンバガーはほぼ毎年発生しています。

株価が跳ね上がりそうな銘柄を買っておけば、株の価格が上がるため資産形成のスピードも早くなります。

配当金

株主に対して支払われる配当です。
こちらも例を見てみましょう。

例.B社の株主に対して、1株25円の配当金が支払われることになった
→100株持っている人には2500円、1000株持っている人には2万5000円の配当が支払われる。

ちなみに配当額は、銘柄や決算の状況に応じて変わります。配当が0になる場合もあるので、配当目的で株を買う時は決算資料を見ることが大事です。

株主優待

株主に贈られる優待です。
たとえば、このようなものがあります。

お米や野菜などの食品

商品券・ギフト券

ショッピングモールやスーパーで使える割引券

株主優待の内容は、企業ごとに異なる特典が設定されています。ただし、配当金と同様に、株主優待が提供されていない銘柄も存在します。

株式投資のメリットの一つは、株価がほぼ0になる確率が低いことです。通常、企業が倒産したり上場廃止にならない限り、株価が完全に0になることはほとんどありません。

一方で、デメリットとして挙げられるのは、株式を100株単位で購入しなければならない銘柄があることです。国内株式の場合、基本的には100株単位での取引が行われます。例えば、1株あたりの価格が7000円の場合、100株で70万円かかります。このような場合、1株の価格が100円下がるだけで、100株で1万円の損失が発生します。実際には、1日で数百万円や数千万円の損失を出す投資家も存在します。

投資信託

投資信託とは、様々な投資商品がパッケージ化されている金融商品のことです。
たとえば、このような投資信託があります。

複数の国内株式をパッケージ化した商品

国内株式と米国株式と金をパッケージ化した商品

複数のREIT(不動産関連の投資商品)をパッケージ化した商品

上記のように、様々なタイプの投資信託があります。

投資信託のメリットは、プロフェッショナルによる運用を委ねることができる点です。投資信託の専門家が運用を担当してくれるため、個人投資家は自身で時間を割かずに投資を行うことができます。また、わずか数万円から投資信託を購入できる商品も存在するため、初期費用を抑えたい人にも適しています。

一方で、デメリットとして運用手数料がかかることが挙げられます。投資信託には運用手数料が設定されており、運用期間中に手数料が差し引かれ続けます。実際に運用益が発生している場合でも、手数料によって売却時の利益が減少することがありますので、この点には注意が必要です。

また、投資信託では運用する商品の種類を細かく選択することが難しいデメリットも存在します。たとえば、特定の銘柄に投資したいと思っても、運用側の裁量によって決定されるため、自分の好みに合わせた銘柄への出資が難しいことがあります。この点で、自分の好きな銘柄に投資したい人には株式投資が向いているかもしれません。

FX投資

FX投資とは、為替による資産形成方法です。
例を見てみましょう。

例1.1ドルを110円で買って120円の時に売った
→買った時よりも高い値段で売ったから10円の利益が発生。

例2.1ドルを115円で売って113円で買った
→売った時よりも安い値段で買い戻したから2円の利益が発生。

さらに、FX投資においては「スワップポイント」を活用して収益を得ることが可能です。スワップポイントとは、通貨ペアの金利差によって生じる利息のことを指します。外貨を保有している場合、その通貨の金利差に応じて利息を受け取ることができます。ただし、逆に外貨を売っている場合には金利差分を支払うこともあります。

しかしながら、スワップポイントも為替と同様に変動するため、定期的なチェックが必要です。為替市場の状況や金利の変化によって、スワップポイントが影響を受けることがあります。投資家はこれらの要因を注意深く監視し、適切なタイミングでスワップポイントを活用することで、効果的な収益を得ることが可能です。

積立投資

積立投資とは、毎月一定の金額を積み立てて資産を形成する方法です。例えば、毎月3万円の積み立てを行う場合、毎月同じ額を投資対象に出資しながら、資産を増やしていくイメージです。投資先としては、株式や投資信託、金、プラチナなど、自分が興味を持つ資産に出資することができます。タイミングに応じて、投資対象を変更することも選択肢となります。

この方法のメリットは、毎月の投資額が固定されている点です。投資額を計算する手間がなく、継続的に資産を積み上げることができます。

一方で、デメリットとしては、積み立て額を過剰に増やすと生活に支障をきたす可能性があることです。無理な積み立ては自身の経済状況を圧迫する結果となりかねません。そのため、積み立て額は自身の余裕資金内で適切に設定することが大切です。生活費や急な支出に支障を来さない範囲で積み立てを行うことが重要です。

ただし何も考えずに投資をするのは危険!

投資は資産形成に効果的な手段ですが、無計画な投資行動は危険です。勉強せずに感情的に投資することは、大きな損失を被る可能性があるため注意が必要です。時には事業資金を失い、本業にも支障をきたす可能性も考えられます。

自身の資産を守るためには、お金について学ぶことが非常に重要です。資産を守りつつ増やすために、以下の2つの学び方を紹介します。

スクールに通う

お金に関して学べるスクールへ通う方法です。お金の使い方や資産の増やし方、運用方法などを学べます。

たとえば国内最大級の総合マネースクール「ファイナンシャルアカデミー」では、不動産投資や投資信託などのスキルを身に付けたりできます。

2002年の創立以来18年間で延べ57万人が、資産運用や定年後準備・家計管理など、義務教育では教えてくれないお金との付き合い方を学んでいます。ご自身の状況に応じて「お金の教養」を身に着けるための授業を選べますので、臨機応変に学び分けたい人におすすめです。

ファイナンシャルアカデミーのおすすめポイント

  1. 投資信託や株式、 保険、不動産といった特定の金融商品を勧めることのない「中立的な教育」を徹底しています。
  2. 授業は、そのときどきの情報を踏まえた豊富なケーススタディを通して学ぶので、実践的な力が身につきます。
  3. 受講生の多くが成果を出しています。例えば「不動産投資スクール」では、 受講生の2人に1人が受講期間内に家賃収入を得ています。
  4. ライフスタイルにあわせて、オンラインでも通学でも受講が可能です。
  5. 教材発送日から30日以内は「受講料返金制度」を利用できるので、 安心して始められます。

ファイナンシャルアカデミーの主なスクール

■株式投資スクール
株の仕組みから銘柄選び、決算書の読み方、売買タイミング、リスク管理まで株式投資に必要なノウハウのすべてを全15回の授業で体系的に学べます。

■不動産投資スクール
物件選び、収支計算、融資、節税、管理、空室対策、リフォームなど、不動産投資家になるために必要なスキルをゼロからすべて学べます。

■外貨投資・FXスクール
FXの仕組み、トレード方法、経済指標の見方、チャート分析、リスク管理の方法などFXで利益を上げるために必要なノウハウを基礎からすべて学べます。

■投資信託スクール
投資信託の仕組みを正しく理解し、本当に有望な商品を的確に選ぶために 必要な知識とノウハウのすべてを初歩から体系的に学べます。

■お金の教養スクール
家計管理、ライフプラン、保険、住宅購入、資産運用、年金、税金など人生と切っても切れないお金の知識がまるごと学べます。

税理士に相談する

税理士の知識を学ぶ方法も効果的です。税理士は会計や財務に関する専門的な知識を持っており、お金に関する幅広い知識を提供しています。節税や資産運用について学びたい人には、税理士のアドバイスは非常に有益です。

テックビズでは、毎月5,000円~(税抜)で提供される「税務サポート」を用意しています。このサービスは、オンライン相談や勉強会などを通じて、テックビズ専属の税理士が提供するもので、安心して学びやアドバイスを受けることができます。また、確定申告の代行サービスも提供されており、税務処理をプロの税理士に委ねたい人にも最適なサービスです。

税理士の知識とサポートを活用することで、より賢明な財務戦略を立て、節税や資産運用を効果的に行うことができます。自己学習と専門家のアドバイスを組み合わせて、より良い結果を得るための道筋を描くことが大切です。

まとめ

個人事業主の投資について紹介しました。
まとめると、こちらです。

✓投資の種類
①不動産投資
②株式投資
③投資信託
④FX投資
⑤積立投資

✓投資の学び方
①スクールに通う
②税理士に相談する

投資は確かに資産形成の有力な手段ですが、無計画な投資行動は大きな失敗を招く可能性があるため、学習は不可欠です。無謀な投資で大損をすることもあり、そのためには適切な知識を身に付けることが肝要です。

成功率を高めるためには、投資のスキルを磨きながら資産を築くことが重要です。投資は専門的な知識と深い理解を要求しますが、その努力は将来のリターンに影響を及ぼすことでしょう。自己学習や専門家のアドバイスを活用して、投資におけるベストプラクティスやリスク管理の方法を習得することが重要です。

正しい知識とスキルを持って投資に臨むことで、より効果的な資産形成が可能となります。計画的なアプローチと継続的な学習を通じて、成功率を高めながら安定的な成果を得ることが目指すべき道です。

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執筆者

テックビズとは

テックビズメディア責任者

プログラミングの専門校と大学を卒業後、SIerに入社。
プロジェクトマネージャーとして大手通販サイトの保守運用チーム20名を管理。転職後、人材会社のメディアマーケティング責任者として10以上のメディアのSEO(Search Engine Optimization)をおこない、1年間で集客を200%アップさせる。2022年に株式会社テックビズに入社。

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