【真実】フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由と対策について解説!

Googleでフリーランスエンジニアについて調べていくと「フリーランスエンジニアやめとけ」と目にしたことがある人は少なくないはずです。

「自由」や「高収入」を得ることができ、キラキラしたイメージをもつフリーランスエンジニアですが、なぜやめとけと言われてしまうのでしょうか。

ここでは、「フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由」から「後悔しないための対策」について解説していきます。

  • フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由
  • フリーランスエンジニアの失敗事例
  • フリーランスエンジニアとして後悔しないための対策

本記事を参考にして、フリーランスエンジニアになった時に失敗した、後悔したとならないようにしていきましょう。

目次

フリーランスエンジニアの実情は?

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由を紹介する前に、フリーランスエンジニアの実情や現実を確認していきましょう。

ここでは、「年収」「働き方」「年齢層」に分けてフリーランスエンジニアの現実について解説していきます。

フリーランスエンジニアの年収

テックビズで掲載しているフリーランスエンジニアの平均年収は「約720万円」となっています。

会社員のエンジニアの平均年収が約550万円と言われているので、会社員エンジニアに比べ、フリーランスエンジニアの平均年収は高いと言えるでしょう。

また、会社員エンジニアは年収の上限がある程度決まってしまっており、年収1000万円を超えるエンジニアはごく一部ですが、フリーランスエンジニアの場合、年収は青天井ですし、中には年収1000万円や年収2000万円といった高年収を得ている方もいます。

フリーランスエンジニアの働き方

フリーランスエンジニアは、自分で仕事を選んでいけるという点が、会社員エンジニアと比べて大きな差と言えるでしょう。

案件によって、リモートワークや常駐型、請負型など自分のやりたい仕事や、叶えたい収入、ライフスタイルに合わせて仕事を獲得していくことができるので、自由度高く働くことができると言えるでしょう。

ただ、会社員エンジニアと違い、フリーランスエンジニアは営業をして仕事を獲得していかなくてはいけないので、技術職のエンジニアでも営業力や提案力が必要になってきます。

フリーランスエンジニアの年齢層

参考:ランサーズ|フリーランス実態調査2021

上記の表のように、フリーランスエンジニア(自由業系フリーワーカー)の年齢層は、40代以上が約6割を占めています。

ただ、近年は20代〜30代でもフリーランスエンジニアとして活躍している方も多く、実際にテックビズで活躍しているフリーランスエンジニアの多くは、20代〜30代となっています。

会社員として長く経験を積んだ40代以上がフリーランスエンジニアとして独立していそうなイメージですが、20代〜30代で数年の実務経験の方でもフリーランスエンジニアとしてキャリアを始めることは十分可能でしょう。

フリーランスエンジニアがやめとけ・後悔すると言われる理由8選

先ほど紹介したフリーランスエンジニアの実情を見ると、「フリーランスエンジニアになって後悔なんてするの?」と思ってしまいますよね。

平均年収も高く、仕事を自由に選べ、どの年齢層でもキャリアを歩めるフリーランスエンジニアには、どのような闇があるのでしょうか。

ここでは、フリーランスエンジニアがやめとけ・後悔すると言われる理由8つを紹介していきます。

収入が不安定になった

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由1つ目が「収入が不安定になった」です。

フリーランスエンジニアは、毎月同じ給料が入ってくる会社員とは違い、安定的に仕事を獲得できなければ、収入が不安定になってしまう可能性が高いでしょう。

収入が安定しないと、毎月生活できるだけの収入が入ってくるのか不安ですし、生活していくのも厳しくなってしまうでしょう。

案件獲得が大変

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由2つ目が「案件獲得が大変」です。

フリーランスエンジニアの大きな壁の1つが案件獲得で、技術職のエンジニアとはいえ、仕事を獲得していくには営業をしていく必要があります。

営業活動に慣れていないエンジニアは、営業に苦戦することも少なくないですし、エンジニアの仕事に加えて営業する時間も増えてしまいます。

営業に自信がないというフリーランスエンジニアは、エージェントなどの案件紹介サービスを使うといいでしょう。

社会的信用が下がる

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由3つ目が「社会的信用が下がる」です。

近年フリーランスという働き方が認知されてきたとはいえ、まだまだ社会的信用は低くなってしまいます。

1番の理由としては、収入が安定しにくいことが挙げられるでしょう。

社会的信用が低いと、クレジットカードやローンの審査が通りにくくなってしまうといったデメリットが挙げられます。

体調を崩すことができない

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由4つ目が「体調を崩すことができない」です。

フリーランスエンジニアは、有給休暇や特別休暇などの福利厚生がありません。

そのため、体調を崩して仕事を休むことになってしまうと、収入が大幅に落ちてしまう可能性が高いです。

また、大きく体調を崩し、入院ということになれば、その間働くことはできないので、生活をすること自体厳しくなってしまう可能性があります。

スキルが伸びにくい

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由5つ目が「スキルが伸びにくい」です。

フリーランスエンジニアになると、上司や先輩、同僚がいるわけではないので、わからないことをすぐに聞くことができる環境ないですし、誰かにスキルアップの機会を作ってもらうこともありません。

また、自分のスキル以上の仕事を任される可能性も低いので、スキルアップをしていきにくい環境と言えるでしょう。

自分で学習する時間を作ったり、最新の情報をキャッチアップしていく必要はあるでしょう。

景気に左右されやすい

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由6つ目が「景気に左右されやすい」です。

フリーランスエンジニアは、高クオリティの仕事をして信頼を獲得したとしても、仕事を受ける立場上、クライアントの景気に左右されやすく、景気の影響で契約を打ち切られてしまう可能性があります。

仕事を安定的に獲得していくには、1つのクライアントに依存しているのではなく、複数の案件を獲得して、リスクを分散させていく必要があるでしょう。

孤独になってしまう

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由7つ目が「孤独になってしまう」です。

フリーランスエンジニアは、上司や同僚がいるわけではないですし、リモートの案件も少なくないので、人との関わりが薄くなってしまうことが多いでしょう。

また、フリーランスと会社員では価値観やライフスタイルも大きく違ってくるので、今までの友人とは話が合わなくなってしまう可能性もあり、孤独に感じてしまうことがあるでしょう。

税務処理が大変

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由8つ目が「税務処理が大変」です。

フリーランスエンジニアは、経理がいるわけではないので、確定申告などの税務処理を自分で行っていく必要があります。

会社員の時には、税務処理の知識がなくても生活ができるので、税金に関する知識がない人も少なくないですし、本業以外にもやることが増えてしまいます。

また、税務処理を適当に行ってしまい申告漏れがあると、ペナルティを受けてしまう可能性もあります。

【やめとけ】フリーランスエンジニアで失敗するとどうなる?

先ほど紹介したような「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言われてしまう実例について確認していきましょう。

ここでは、フリーランスエンジニアが失敗してしまった例を3つ紹介していきます。

資金繰りが困難になる

先ほどフリーランスエンジニアは、収入が不安定になってしまう可能性があると紹介しました。

収入の不安定さに加えて、キャシュフローが遅くなるという可能性もあります。

基本的に翌月払いの企業が多いですが、翌々月払いという企業もあります。案件によって入金のタイミングがズレると、入金計画が崩れてしまいキャッシュフローが回らなくなってしまう可能性があります。

収入も不安定さに加えて、キャッシュフローが回らなくなってしまえば、資金繰りに苦しむことになり、生活が困難になってしまう可能性があるでしょう。

働きすぎて体調を崩してしまう

フリーランスエンジニアは、自由に働ける反面、働きすぎてしまうセルフブラック状態に陥ってしまう人もいます。

働きすぎにより体調を崩してしまうと、働くことができなくなってしまいますし、有給休暇もないので、無給の状態が続いてしまいます。

特に、大きく体調を崩して入院をしてしまうと、生活辞退できなくなってしまう可能性もありますし、今の契約も解除されてしまい、復帰しても一から案件を獲得する必要が出てくるでしょう。

セルフブラック状態にならないように、自分を管理していく必要があります。

確定申告を適当にやってしまう

確定申告などの税務処理の知識がないまま適当に行ってしまうと、経費にできたものを申告せず手取り額を減らしてしまったり、最悪の場合所得の申告漏れをしてしまう可能性があります。

所得の申告漏れは、税務署からすぐに指摘されなくても数年後になってから発覚するケースもあり、大きな追徴課税を追うことになってしまうことになりかねません。

追徴課税を支払うことができればいいですが、支払うことができなければ、大変なことになってしまいます。

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴は?

どんな人がフリーランスエンジニアに向いているのでしょうか。

ここでは、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴を紹介していきます。

実務経験が1年以上

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴1つ目は「実務経験が1年以上」です。

フリーランスエンジニアを採用したいという企業は、即戦力のプロとしての活躍を期待しています。そのため、案件に入ってから活躍できるだけの十分なスキルが必要になってきます。

スキル感の目安としては、実務経験1年以上とみておけばいいでしょう。

テックビズでも、実務経験1年以上の方に案件を紹介しており、実務経験1年以上あれば、高い可能性で案件を獲得し活躍することができています。

向上心がある人

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴2つ目は「向上心がある人」です。

フリーランスエンジニアにとって、現状維持は後退していることと同じで、常に価値を上げていく必要があります。

今のスキルがいつまでも需要があるとは限らないですし、スキルの幅を広げたり、より専門的なスキルを身につけることで、今まで獲得することができなかったような案件を獲得することもできるでしょう。

獲得できる案件の幅が広がっていけば、案件獲得の可能性も高まり収入が安定していきますし、今よりも高単価な案件を獲得できる可能性もあるので、年収を上げていくこともできるでしょう。

営業力がある人

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴3つ目は「営業力がある人」です。

何度も紹介しているように、フリーランスエンジニアは技術職でありながら、営業をしていく必要があり、営業力を鍛えておくべきでしょう。

同じスキルがあっても、営業力次第で獲得できる仕事も、収入も大きく変わってきてしまいます。

専門的なスキルもあって、営業ができるフリーランスエンジニアは、活躍しやすいですし、高年収を獲得できる可能性が高いでしょう。

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴は?

先ほど紹介したようなフリーランスエンジニアとして失敗をしてしまう人はどんな人なのでしょうか。

ここでは、フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴を紹介していきます。

十分なスキルがない

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴1つ目は「十分なスキルがない」です。

フリーランスエンジニアは、案件に入ってから学ぼうということは厳しく、活躍できないばかりか、クライアントの要望に応えることができず、契約を切られてしまう可能性があります。

クライアントの要望に応えることができなければ、実績にもならず、その後の案件獲得にも活かすことができないので、仕事を獲得していくことも厳しくなってしまうでしょう。

仕事に関しての責任感がない

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴2つ目は「仕事に対して責任感がない」です。

フリーランスエンジニアは、上司がいるわけではないので、何かあっても全て自分の責任になります。

そのため、仕事に対しての責任感がないと、クライアントとのトラブルに巻き込まれてしまう可能性もありますし、クライアントからの信頼を得ていくことが厳しくなってしまいます。

クライアントからの信頼を獲得することができなければ、安定的に仕事を獲得することもできず、収入を安定させることができなくなってしまうでしょう。

楽して仕事をしたい

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴3つ目は「楽して仕事をしたい」です。

フリーランスエンジニアは、確かに「自由」や「高収入」を得られる可能性がありますが、決して楽な道のりではありません。

地道な営業活動や、スキルアップ、税務処理などやらなくてはいけないことは多々ありますし、会社員時代よりも自主的に努力していく必要があります。

フリーランスエンジニアになれば、簡単に「自由」や「高収入」を得られると勘違いしているような人では、失敗してしまう可能性が高いでしょう。

フリーランスエンジニアになってやめとけとならない対策

フリーランスエンジニアはやめとけばよかったと後悔しないためには、どうすればいいのでしょうか。

ここでは、フリーランスエンジニアとなって後悔しないための対策について解説していきます。

独立前にキャリアプランを立てておく

フリーランスエンジニアで後悔しないための対策1つ目は「独立前にキャリアプランを立てる」です。

フリーランスエンジニアとなる前に、将来歩んでいきたいキャリアプランを作成しておくことで、今やるべきことを逆算することができるので、いざフリーランスになった時に迷うことがなくなるでしょう。

何事もゴールが決まったいないと、今やるべきことが見出せないですし、後になってから「あの時にやっておけばよかった」となる可能性を下げることができます。

キャリアプランを自分で立てることができないという人は、プロのフリーランスエージェントに相談してみることをおすすめします。

エージェントをフルに活用する

フリーランスエンジニアで後悔しないための対策2つ目は「エージェントをフルに活用する」です。

フリーランスエージェントは、案件を紹介から獲得、参画後のサポートなどフリーランスとしてキャリアを歩んでいくサポートをするサービスになります。

エージェントを活用すれば、営業が苦手でも案件獲得をすることができますし、企業とフリーランスの間に入り単価交渉も行ってくれるので、安定的に年収を上げていくことができるでしょう。

また、テックビズのような税務処理代行を行ってくれるエージェントを活用すれば、税務処理の心配もなく、仕事に集中する環境を作りやすくなると言えます。

独立前に副業で実績を身につける

フリーランスエンジニアで後悔しないための対策3つ目は「独立前に副業で実績を身につける」です。

フリーランスエンジニアとして案件を獲得していくには、スキルの証明になる「実績」が必要になってきます。

いくらスキルがあってもそれを証明するものがなければ、案件を獲得することが厳しくなってしまいます。

フリーランスとして独立した時に、スムーズに案件を獲得していくには、小さな仕事でもいいので会社員時代に実績を作っておくことをおすすめします。

会社員時代に実績を積んでおけば、フリーランスとして活動している実績にもなりますし、副業の案件をそのまま継続して案件を続けることができれば、独立したてでも安定的に収入を得ることができるでしょう。

スキルの幅を広げる

フリーランスエンジニアで後悔しないための対策4つ目は「スキルの幅を広げる」です。

フリーランスエンジニアとして、安定的に収入を得たり、年収を上げていくには、今よりもできることを増やし、案件獲得の幅を広げていく必要があります。

また、スキルの幅を広げていけば、今担当しているクライアントから別の案件も継続で任されたり、単価を上げてもらうことができる可能性もあり、安定的に年収を上げていくことが可能になるでしょう。

クライアントからの信頼を獲得する

フリーランスエンジニアで後悔しないための対策5つ目は「クライアントからの信頼を獲得する」です。

フリーランスエンジニアは、新規の案件を獲得するだけでなく、既存の案件を継続的に獲得していくことで収入を安定させていくことができます。

既存の案件を継続的に獲得していくためには、クライアントからの信頼が欠かせません。

クライアントからの信頼を得るには、納期や期限などを守るといった当たり前のことをし、高クオリティの仕事をすることが1番です。

今の仕事を責任を持って取り組むことで、次の仕事につながっていくのです。

人脈を構築していく

フリーランスエンジニアで後悔しないための対策6つ目は「人脈を構築していく」です。

フリーランスエンジニアの仕事の獲得方法は、営業をしたり、エージェントを活用するだけでなく、知り合いから獲得するといった方法もあります。

仕事を紹介してくれたり、仕事を発注してくれる知り合いが増えれば増えるほど、案件獲得に困らなくなっていきます。

人脈を作るのは時間はかかるので、すぐに仕事につながるわけではないですが、地道にやっていくことで将来に繋がっていきます。

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テックビズでは、「フリーランスエンジニアになりたい」「フリーランスエンジニアに今のスキルでなれるのか」「実際に案件を紹介してほしい」などのお悩みに対してキャリア面談を行なっております。

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