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フリーランスだと結婚できない?後悔する?注意点・準備・フリーランスのプロライターが実践する“家庭のルール”などをご紹介

【記事概要】

フリーランスとして働いていると、「収入が不安定なまま結婚できるのだろうか」「会社員と比べて不利なのでは」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。フリーランスは自由度が高い仕事である一方、自営業ならではの不安定さも伴います。

しかし、結婚をあきらめる必要はありません。フリーランスでも結婚し、安定した結婚生活を送っている方はたくさんいます。大切なのは、事前の準備とパートナーとの対話です。

この記事では、フリーランスが結婚前に知っておきたい準備事項や、快適な結婚生活を送るためのポイントを解説します。

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フリーランスでも結婚している人は半数以上います

フリーランスでも結婚している人は半数以上います

「フリーランスは結婚できない」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際のデータはそれを否定しています。

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2020」によると、フリーランスで配偶者がいる人は61.8%と、半数を大きく超えています
※参照:フリーランス白書

つまり、フリーランスだからといって結婚できないわけではありません。会社員と同じように、多くのフリーランスが結婚し、家庭を築いています。とはいえ、収入面や社会的信用など、フリーランス特有の不安があることも事実です。次章では、フリーランスが結婚に際して感じやすい不安を具体的に見ていきます。

フリーランスが結婚に対して不安になること

フリーランスが結婚に対して不安になること

フリーランスが結婚を考えるとき、会社員にはない特有の不安がいくつかあります。主に以下の4点が挙げられます。

収入が不安定になりがち

フリーランスが結婚に対して抱く不安として、もっとも多いのが収入の不安定さです。前段でご紹介した「フリーランス白書2020」でも、フリーランスが抱える課題として「収入がなかなか安定しない(55.1%)」が最多回答となっています。

フリーランスは会社員のように毎月一定の給与が保証されているわけではなく、案件の量や内容によって収入が変動します。クライアントの事情で仕事が突然減ることもあり、安定性の面では会社員より不安に思うこともあるかもしれません。収入が高い月があっても、いつ減るかわからないという不安から、結婚に踏み出せないフリーランスも少なくないようです。

社会的信用を得るのが難しい

フリーランス・自営業は、会社員と比べて社会的信用の面で不利になるケースがあります。具体的には、賃貸住宅の入居審査や住宅ローンの審査において、収入の証明が難しいため通りにくいことがあります。住宅ローンの場合、一般的に3年分の確定申告書の提出が求められるため、独立してまもない時期は特に注意が必要です。

結婚相手が会社員であれば、相手名義で契約するという方法もとれます。しかしフリーランス同士の場合や、パートナーが専業主婦(主夫)の場合は、この課題をどう乗り越えるかを事前に考えておく必要があるでしょう。

老後の年金が少ない

会社員は厚生年金に加入していますが、フリーランス・自営業は国民年金のみの加入となります。そのため、将来受け取れる年金額が会社員と比べて少なくなります。老後の生活資金について、結婚前からパートナーと話し合い、iDeCoや積み立てNISAなどを活用した自助努力の計画を立てておくことが必要です。

病気・怪我のときに収入が途絶えるリスクがある

会社員には傷病手当金という制度があり、病気や怪我で働けなくなった場合でも一定期間、給与の一部が補償されます。一方、フリーランスにはこうした制度がないため、働けなくなった瞬間に収入がゼロになるリスクがあります。仕事を続けられない期間が長くなるほど、家計への影響は大きくなります。就業不能保険への加入や、緊急時の生活費として数ヶ月分の貯蓄を用意しておくことが大切です。

【POINT!】 フリーランスの夫と結婚した、正社員の妻が実践している家計管理のルール

フリーランスが結婚に対して不安になること

フリーランスの収入が不安定でも、家計の設計次第で安定した結婚生活を送ることは十分可能です。ここでは、筆者(フリーランス)の妻(正社員)に実際に話を聞いた内容をもとに、我が家で実践している家計管理のルールをご紹介します。

我が家では妻が家計管理を担っています。フリーランスである夫の収入が変動することを前提に、以下の3つのルールを設けています。

ルール1|過去の収入実績から「基準値」を決める

「これまでの稼ぎから、収入の水準はわかる。それを基準に家計プランを立てている」と妻は話します。

フリーランスの収入は月ごとに波がありますが、年単位で見ると一定の傾向が見えてきます。直近数年間の確定申告をもとに平均的な年収を把握し、それを家計の基準値として設定することで、案件の増減があっても生活設計が大きく崩れることはありません。会社員のように毎月の給与が固定されていなくても、実績という根拠があれば、必要な生活費の見通しを立てることができます。

ルール2|上振れた収入は生活レベルの向上にあてない

「上振れる時は、足りない時の補填にあてる。収入が上がったからと言って生活レベルをあげない」というのが妻の方針です。

収入が多い月に生活費を増やしてしまうと、収入が少ない月に苦しくなります。上振れ分はそのまま貯蓄や補填用の口座に移し、バッファとして積み上げておく。この考え方が、自営業の家計を安定させる鍵です。フリーランスとして仕事が順調なときほど、生活レベルを上げる誘惑に乗らないことが、長期的な安定につながります。

ルール3|極端に収入が減った時は家族会議を開く

「もしも極端に収入が減った時は、その時は家族会議」と妻は言います。

通常の収入の波は上記のルール1・2で対処できますが、病気や案件の大幅減など、想定外の事態が起きる可能性はゼロではありません。そのような場合に備えて「極端に減ったら家族会議」というルールを決めておくことで、いざという時に夫婦間でのトラブルを防ぐことができます。対処法を事前に話し合っておくことが、結婚生活における安心感につながります。

フリーランスが安定した結婚生活を送るために意識しておきたいポイント

フリーランスが安定した結婚生活を送るために意識しておきたいポイント

フリーランスが結婚を考えるとき、収入面の不安ばかりに目が向きがちです。しかし、結婚生活において経済的な安定と同じくらい重要なのが、パートナーとの関係性です。

リクルートブライダル総研「婚活実態調査2024」によると、婚活サービスで出会ったカップルはそれ以外のきっかけで出会ったカップルよりも交際満足度が高く、その要因として「価値観の共有」が関係性に影響していると分析されています。同調査では、満足度の高いカップルほど「休日の過ごし方」や「愛情表現の方法」といった日常的な関わり方から、「子ども」「住まい」「キャリアプラン」など長期的なライフデザインに関わる内容まで、幅広くすり合わせができていることがわかっています。
※出典:婚活実態調査2024(リクルートブライダル総研調べ)

これはフリーランスとの結婚においても同様です。収入の波があることを前提に、生活費の分担やキャリアプランについてパートナーと事前にすり合わせておくことが、安定した結婚生活の土台になります。フリーランスは働く時間や場所を自由に調整できる分、パートナーのライフスタイルに合わせやすく、家事や育児に積極的に関われるという強みもあります。経済面だけでなく、こうした価値観の共有を丁寧に行うことが、長期的な関係の満足度につながるでしょう。

上記のような考え方を踏まえつつ、“フリーランスが結婚前に準備しておきたいこと”をまとめます。

安定した案件の確保

フリーランスとして結婚を考えるなら、まず安定した収入の基盤を作ることが必要です。単発の仕事だけに頼るのではなく、継続的に発注してもらえる長期案件を複数持っておくことが理想的です。案件が安定していれば、パートナーや家族に対して収入の見通しを示しやすくなります。

結婚にかかる費用と生活費を把握しておく

結婚前に、結婚にかかる初期費用と結婚後の生活費をあわせて試算しておきましょう。

結婚式を挙げる場合は、式場・披露宴の費用が大きな出費になるため、余裕を持った費用計画が必要です。 結婚後の生活費についても、新居の家賃・引越し費用・家具家電の購入費・食費・水道光熱費など、毎月必要な支出をあらかじめ試算しておきましょう。子どもが生まれた場合や収入が減少した場合も想定し、どの程度貯蓄に回せるかを確認しておくと安心です。会社員のパートナーがいる場合は、世帯収入で考えることで現実的な生活設計が立てやすくなります。

パートナーと合算した収入の把握

自分の収入だけでなく、パートナーの収入も合わせた世帯収入として考えることが大切です。フリーランスの収入が変動しても、パートナーが会社員であれば一定の収入が見込めます。世帯としての収入と支出のバランスを把握し、不足する場合にどう対応するかを事前にパートナーと話し合っておくことで、生活上のトラブルを防げます

お互いのライフスタイルの共有

フリーランスは仕事のスケジュールや休日を自分で決められる分、生活リズムが会社員のパートナーと合わないことがあります。在宅で仕事をする時間帯、家事の分担、休日の過ごし方など、お互いのライフスタイルについて事前にすり合わせておくことが大切です。すでに同棲している場合も、改めて不満や要望を確認し合うことで、結婚後のトラブルを減らすことができます。

将来についての話し合い

子どもの有無や教育方針、親の介護、病気や収入減少時の対応など、将来起こりうるライフイベントについてパートナーと話し合っておくことが必要です。フリーランスはもともと収入の変動があるため、ライフイベントが重なるとより大きな影響を受ける可能性があります。「何かあったときにどうするか」を事前に決めておくことが、安定した結婚生活の土台になります。

フリーランスでも結婚をしたあと、安定した生活を送りたいなら

フリーランスだからといって、結婚や安定した生活をあきらめる必要はありません。収入の波があることを前提に、パートナーと一緒に家計のルールを決め、将来について話し合っておくことで、会社員と同じように幸せな結婚生活を送ることは十分に可能です。

一人で考えるのが不安な方や、まず安定した案件を確保したいという方は、テックビズへの相談を検討してみてはいかがでしょうか。コンサルタントが、あなたのライフスタイルや希望条件に合わせて、最適な案件やフリーランス向けサービスを提案してくれます。

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結婚を考えるフリーランスがやることリスト

結婚を考えているフリーランスの方は、以下を順番に確認してみてください。

  • 直近2〜3年の確定申告をもとに、自分の年収の基準値を把握する
  • 毎月の生活費(家賃・食費・光熱費など)を試算し、必要な収入の下限を明確にする
  • 継続案件を複数確保し、月収の下限を安定させる
  • 単発案件への依存度を下げ、長期契約の案件比率を高める
  • 収入が少ない月に備えて、生活費3〜6ヶ月分の貯蓄を用意する
  • 傷病時の収入保障として、就業不能保険への加入を検討する
  • 源泉徴収票の代わりになる収入証明書類(確定申告書・納税証明書)を整えておく
  • パートナーがいるなら自分の収入の仕組みと波を正直に説明する機会を作る
  • 結婚後の生活費・貯蓄・収入分担についてパートナーと事前に話し合う

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鈴木光平

鈴木光平

10年にわたって、フリーライターとして活動。テックビズのライターとしても活動中。主にスタートアップ界隈を中心に起業家や投資家などを取材、記事の執筆などを行ってきました。貴重な話を聞いてきた経験から、少しでも役に立つ情報をお届けします。

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