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7月と8月どっちが暑い?気象庁のデータを踏まえると2026年も要注意。実は暑さ対策と「良いキャリアの進め方」は似ている?

【記事概要】

7月を迎え、TECHBIZ MEDIAでは今月のトピックとして「暑さ対策」を取り上げています。梅雨も明け、いよいよ本格的な夏がスタートしましたが、「今年は7月と8月、どっちが暑いんだろう」と気になった方もいるのではないでしょうか。

気象庁のデータを見ると、平年は8月の方がやや気温が高い傾向にあるものの、年によって順位が入れ替わることも珍しくありません。「去年は暑かった気がするけど、今年はどうなんだろう」「対策をしているつもりでも、なぜか毎年体調を崩してしまう」という方もいるのではないでしょうか。

その背景には、気温そのものよりも「体が暑さに慣れる時間を十分に取れていない」という問題が潜んでいることがあります。本記事では「7月と8月、どっちが暑いのか」をテーマに、最新の気象データと取材で得た現場の声をもとに実態を整理しつつ、暑さだけでなく変化への向き合い方そのものを見直すための考え方をまとめました。

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「7月と8月、どっちが暑いのか」——夏になって、そう疑問に感じた方も多いのではないでしょうか。気象データを見ると、実は毎年同じ答えが出るわけではなく、日本の気温や気象状況は年によって大きく変わります。今年もまた記録的な高温が予想されており、対策として熱中症への警戒が呼びかけられています。

ただし、7月と8月のどちらが暑いかを気温の数字だけで比べても、実際の体感やリスクは説明しきれません。同じ暑さでも、体が慣れているかどうかでリスクは大きく変わるからです。そしてこの「慣れ」の重要性は、気候だけでなく、私たちの働き方やキャリアにも通じるテーマだと言えるのです。

7月と8月、どっちが暑いかよりも「慣れているか」が命運を分ける

7月と8月、どっちが暑いかよりも「慣れているか」が命運を分ける

「7月と8月、どっちが暑いのか」という問いに、多くの人は感覚で答えてしまいがちです。

気象庁のデータをもとに東京の過去10年間(2016〜2025年)を比較してみると、8月の平均気温が7月を上回った年は8回にのぼり、7月の方が高かったのは2017年と2018年の2回だけでした。つまり、10年のうち8割は8月の方が暑かったことになります。

ただし、これはあくまで過去の傾向であり、年によって順位が入れ替わることも珍しくありません。

さらに気象庁が2026年7月23日に発表した1か月予報(※1)では、東日本と西日本を中心に8月上旬にかけてかなり高い気温が見込まれるとされ、10年に一度レベルの高温が予想される地域には「高温に関する早期天候情報」も発表されました。

今年もまた、単純に「何月が暑いか」では語れない夏になりそうです。

加えて今年ならではの事情もあります。2026年は梅雨時期の6月が例年より過ごしやすく、体が暑さに慣れる時間が十分に取れないまま梅雨明けを迎える可能性が指摘されています。

これは、環境省が推奨する「暑熱順化」(※2)——体を暑さに慣れさせておく対策——が遅れがちになることを意味します。同じ気温でも、体が暑さに慣れているかどうかで熱中症のリスクは大きく変わります。

実はこの「慣れ」の重要性は、気候だけでなく、私たちの働き方にも通じるテーマだと言えるのです。

(※1)参考:tenki.jp
(※2)参考:ecojin

大企業からの転身がうまくいかない理由も、結局は「慣れ」だった

「慣れ」が必要なのは気候だけでなく、私たちの仕事も同じです。

以前、シニア層に特化した人材派遣会社へ取材した時のこと。いわく、大企業で長年キャリアを積んできた人を、そのまま中小企業へ派遣しても、なかなかうまくいかないケースが多いそうです。

理由は本人の能力不足ではありません。大企業と中小企業では、意思決定のスピードや役割分担、コミュニケーションの取り方など、働き方の「文化」そのものが大きく異なります。長年ひとつの環境に最適化されてきた人ほど、その違いに戸惑いやすいといいます。

そこでこの会社では、いきなり現場に送り出すのではなく、まず研修を通じて中小企業特有の実態や文化に触れてもらう期間を設けているそうです。実際の業務に近い形で少しずつ環境に慣れてもらい、無理のないペースで活躍できる素地を作ってから、はじめて現場に送り出す。この段階を踏むかどうかで、その後の定着率や活躍度合いに大きな差が出るとのことでした。

これは、体を暑さに慣れさせてから本格的な夏を迎える「暑熱順化」の考え方と、驚くほど似ています

急激な環境の変化はリスクが高く、事前に少しずつ慣らしておくことで、はじめて力を発揮できる。気候であれ働き方であれ、この原則は変わらないのかもしれません。

「フリーランスに慣れておく」ことが、定年後の選択肢を広げる

「フリーランスに慣れておく」ことが、定年後の選択肢を広げる

会社員である以上、多くの人には定年という区切りが訪れます。老後資金が十分にあるなら、その先は悠々自適に過ごすという選択肢もあるでしょう。しかし現実には、年金だけで生活を賄うのは難しく、定年後も何らかの形で働き続けなければならない人の方が多いのではないでしょうか。

その受け皿として、シニア向けのアルバイトを選ぶ人も増えています。ただ、これまで培ってきた専門性や経験を活かせるかというと、必ずしもそうではありません。清掃や警備、軽作業など、これまでのキャリアとは畑違いの仕事に就くケースも少なくないのです。

一方で、長年の経験やスキルをそのまま活かせる道として注目したいのが、フリーランスという働き方です。会社員時代に培った専門知識やノウハウは、業務委託というかたちであれば、定年後も十分に価値を持ち続けます。

ただし、フリーランスには会社員とは異なる感覚が求められます。仕事の取り方、報酬の交渉、スケジュールの管理まで、すべて自分で判断しなければなりません。ここでも「慣れ」が鍵を握ります。いきなり定年後に飛び込むのではなく、現役のうちから少しずつフリーランス的な考え方や動き方に触れておくことで、いざという時にスムーズに次のステップへ移れるでしょう。

「慣れ」を味方につけるには、一人で抱え込まない

ここまで見てきたように、暑さも働き方も、変化に「慣れる」ための準備をしているかどうかで、その後の結果が大きく変わってきます。とはいえ、これからフリーランスという働き方に慣れていこうとするとき、今の仕事の進め方のままでいいのか、この先どんな力を伸ばしていくべきか、一人で判断を重ねなければならない場面は少なくありません。

特に、定年後を見据えてフリーランスという選択肢を考え始めた方にとっては、何から手をつければいいのか分からず、悩みを誰にも相談できないまま抱えてしまうケースもあるでしょう。

テックビズは、フリーランスや副業で働く方のキャリア相談に対応しています。これまで培ってきた経験や強みをどう活かしていくか、フリーランスという働き方にどう慣れていけばいいのか、誰かと一緒に整理したいときは、一度話を聞いてもらうことも選択肢のひとつです。暑さに体を慣らすように、キャリアも少しずつ慣らしていく。その一歩を、一人で抱え込まずに踏み出してみませんか。

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鈴木光平

鈴木光平

10年にわたって、フリーライターとして活動。テックビズのライターとしても活動中。主にスタートアップ界隈を中心に起業家や投資家などを取材、記事の執筆などを行ってきました。貴重な話を聞いてきた経験から、少しでも役に立つ情報をお届けします。

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