TECHBIZ MEDIA

【4/24イベントレポート】「フリーランス協会代表理事と考える自律的なキャリアの描き方」開催!

#学び

【記事概要】

2026年4月24日(金)に、株式会社テックビズ本社(東京都渋谷区恵比寿)にて「フリーランス協会代表理事と考える自律的なキャリアの描き方〜リアルな体験談とフリーランスならではの働き方〜」を開催しました。

一般社団法人フリーランス協会代表理事・平田麻莉氏をゲストに迎え、フリーランスというキャリアのリアルと、自律的な働き方の本質を語っていただきました。

【無料】テックビズへの相談はこちらから

フリーランスという働き方への関心が高まる今、開催

フリーランスという働き方への関心が高まる今、開催

2024年のフリーランス法施行を契機に、フリーランスという働き方への関心は一層高まっています。テックビズが正社員900名を対象に実施した調査では、「副業・兼業・フリーランス」に関心を持つ人は52.6%にのぼる一方、実際に行動に移せていない人は64.7%にのぼりました。具体的な働き方やキャリアのイメージが不足していることが、一歩を踏み出せない大きな要因のひとつです。

そこで、フリーランス協会の代表理事である平田麻莉氏を招き、参加者がより具体的にキャリアを描けるようにすることを目的として本イベントを開催。「今日はこんなあり方でもいいんだ、と気が楽になるヒントになれば」という平田氏の言葉どおり、率直なキャリアトークが展開されました。

当日は、第1部のトークセッション、第2部の公開お悩み相談(パネルディスカッション)、第3部の交流会という三部構成で進行。フリーランスおよびフリーランス志向層が参加しました。

平田麻莉氏によるトークセッション

平田麻莉氏によるトークセッション

平田氏のキャリアの出発点は、学生時代にPR会社ビルコムの創業期に参画したこと。

その後、研究者を志して大学院の博士課程へ進学するも、母校からの依頼で学生と職員の2足のわらじを履いたことが、フリーランスになったきっかけだったそうです。

結婚・出産を経て専業主婦期間を挟みながら、段階的に仕事を増やし、フリーランス協会の設立へ。「独立を計画していたわけではなく、本当に成り行きです」と振り返りました。

トークの後半では、フリーランスとして活躍するために大切にしている「波乗り理論(プランドハップンスタンス)」「フリーランスの3つの魅力」「目の前の人の期待値を120%で超えること」の3点が語られました。

パネルディスカッション——テックビズ・久保田氏が深掘り

パネルディスカッション——テックビズ・久保田氏が深掘り

第2部は、元フリーランスエンジニアとしての経験を持ち、現在テックビズのフリーランス総括部でフリーランス支援に携わる久保田あゆみ氏がモデレーターとなり、参加者からの事前質問も交えながらパネルディスカッションが展開されました。

Q:安定的な案件獲得のコツは?

「ポートフォリオの発想が大事です。月額で定常的に入ってくる契約をベースに持てると、新しい挑戦もしやすくなる」と即答。

案件獲得の7〜8割は既存の人脈からというフリーランス協会の調査結果にも触れ、自分を頼ってくれる人をいかに増やすかが重要だと平田氏は強調しました。

Q:案件を引き受けるかどうかの判断軸は?

大事にしているのは「本当に共感できるか、自分じゃないと出せない価値があるか」の2点だといいます。

「どんな仕事をしてきたかがそのままポートフォリオになる。自己投資になる仕事かどうかも軸にしています」と、仕事選びにおける長期的なキャリア視点の重要性が示されました。

Q:子育てとの両立のコツは?

真っ先に挙げたのは「自分への期待値を下げること、そして抱え込まないこと」でした。

家事代行や地域コミュニティの活用など人に頼る選択肢を積極的に取り入れながら、「持ち屋は持ち屋。得意な人に任せればいい」という考え方で乗り越えてきたと語りました。

Q:副業から独立を目指す場合、時間配分は?

平田氏は「今やっていることと独立後にやりたいことの距離によって戦略が変わります」と話します。

近い領域なら本業での成果がそのまま独立後の武器になるため本業を疎かにしないことが最優先。距離が遠い場合は、自己投資の時間をいかに捻出するかが鍵になると説明しました。

参加者との質疑応答

参加者との質疑応答

会場からは3つの質問が寄せられました。

「最初は安い単価から始めるべきか」という問いには、半年から1年ほどのイエスキャンペーン期間を設けて自分の感覚をつかむことをすすめつつ、「流行っているからという理由で興味も経験もない領域に飛び込むのは危険。どうせ投資するなら、自信を持ってやっていると言える領域に」とアドバイス。

「期待値を120%超えるとはどういうことか」については、まず超えられる期待値を設定しておくことが鍵だと説明し、自信がないがゆえに「あれもできます、これもできます」と上乗せしてしまうのが初心者の典型的な失敗だと指摘しました。

「いい波に乗る勇気はどう養うか」という問いには、プランドハップンスタンス理論の要素を引きながら、「キャリアの語源は轍(わだち)。振り返ったときに唯一無二の道ができていた、というのが本来のキャリアの意味だと思っています」と締めくくりました。

メインプログラムのあとは交流会を実施

第2部の終盤には、グループでの感想シェアの時間が設けられました。「フリーランスとしてクライアントワークを大切にすることへの共感」「プランドハップンスタンス理論が専門性を広げるか深めるかという自分の悩みに重なった」といった声が各テーブルで挙がりました。

その後の交流会では、平田氏も引き続き参加し、参加者との直接対話の機会が設けられました。テックビズのコンサルタントメンバーも、それぞれの経験(正社員エージェントからの転職、副業からのフリーランス化、異業種からのキャリアチェンジなど)をもとに参加者の相談に応じ、盛況のうちにイベントは幕を閉じました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

テックビズでは今後も、フリーランスの「働き方の自由」を支えるイベントを開催予定です。最新情報はTECHBIZ MEDIAでチェックしてください。

【無料】テックビズへの相談はこちらから

【無料】企業の方のご相談はこちらから

SNSでシェアする

鈴木光平

鈴木光平

10年にわたって、フリーライターとして活動。テックビズのライターとしても活動中。主にスタートアップ界隈を中心に起業家や投資家などを取材、記事の執筆などを行ってきました。貴重な話を聞いてきた経験から、少しでも役に立つ情報をお届けします。

ランキング

  • フリーランス適性診断
  • フリーランスの歩き方

最新記事

LATEST